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心と器(肉体)のバランスが崩れる時、落ちる闇がある①

数年ぶりに2週間ほど寝込んだ昨年末、
1週間も過ぎる頃、
だんだんと無気力になっていく自分がいた。


今ままで、
他のブログやインスタで少し、
過去の家族の病気のこと等書いたことがあったけれど、
私の周りには、精神系の病の人が常にいた。
そんな人達を見ながら育った私は、
病との向き合い方や、当事者との接し方は、
心得ている方だと思っていて。


実際、私は第3者の立ち位置で、
しんどい事が沢山あった。
サンドバックの様に、
覚えられてもいない攻撃や暴言を
沢山浴びてきたから。
だから、昔はよく、
特に小さな時は、
「普通の家に生まれたかった」と
他人を羨んだ。
(今思えば普通ってなに?って笑えるな)


今回、ずっと寝ていて、本当に何もできなかった時、
心と器(肉体)が分離していくような感覚があった。
その先にあった無気力や無価値観の感覚。
その中で


「あー人ってこうやって病んで行き、
壊れていくんだな…」
とはっきり感じる、
闇の様な場所に落ちてく感覚を感じた。


あー何もできない。
どうしよう、
どーやって今ままでやってきてた?
どーやって戻るんだった?
分からない。怖いなぁ。息苦しい。
動きたい。
動けない。
体がついていかない。
ココロと噛み合わない。
バラバラだ。
どうしよう…



こんな自問自答をした時、
「あぁ、あの時のあの人達の気持ちは、
こんな感じだったのかもしれない」
とベットの上で、
走馬灯の様に過去の記憶を辿りながら、
自分の現状を俯瞰していた私。


この感覚って、
誰しも何かしらのタイミングで、
ポコッとはまってしまう時がないだろうか?
これを、
不安や恐れというならば、
そうなのかもしれないけれど、
もっと奥深く先の場所。



心と器(肉体)が連動しないっていうのは、
本当に辛い。


世に言う病名の多くは、
【鬱】
だったりする。
現代病でもあるし、私の周りにも沢山いた。
その先には、自殺だったりもする今の時代。


きっとこの、
言葉になりづらい心の迷路にはまり、
闇に落ちていく。
1人で。
あぁこの先のここで、
脱線しちゃうんだ。
と。
そんな体感があった12月。




続く。


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