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SUNNY号の電力オフグリット化について

さてサニー号の電力オフグリット化を具体的に説明していきたい。
まず、結果から言うと今回のSUNNY号の電力のオフグリット化は、ソーラーパネル+ポータブルバッテリーの組み合わせでオフグリット化をする予定だ。電力のオフグリットにするにあたってサブバッテリーを使用したインバーターによる方法もあり、キャンピングカーなどではそちらの方法が主流になっているが、今回のSUNNY号のオフグリット化はどれとは違う方法を洗濯した訳だ。なぜインバーターでの方法を採用しなかったかというと、車ではなくテントを使った出店の際にそのシステムを活用できないから。車が近くにある場合はまだ大丈夫かもしれないが、ほとんどの場合はテントから離れた場所での出店となる。その点、ポータブルバッテリーの場合はバッテリーさえテントの中に持ち込めば電気を使用するのが可能になる。
ポータブルバッテリーを使用するのに問題となっていたのが、その出力量である。どのくらいの出力量があれば良いのかというと現在車内で使用しているエズプレッソマシンであるシモネリ社オスカーの出力がカタログ値で1200W、実際はおそらく1600Wくらいをカバーできる物が必要になってくる。今年に入りSUAOKI社から大出力機としてG1200が発売されたがカタログ上、出力が1000w(瞬間最大2000W)とあるが実際に使用してみると1200wとかでダウンするようだ。その他もEJ-POWER社のEB1200P1などを発売されたが同じような出力量になっている。夏頃にはBLUETTI EB150という、ついに電子レンジまでもが動かせる大出力のポータブルバッテリーが発売されたが最大出力が1500Wという今一歩のところで止まっていた。この数字をクリアできなければ今回のソーラー+ポータブルバッテリーによるオフグリット化は無理だったのだが、ここに来てついにEco Flow社によるEFDELTAが発表になった。これがバケモノマシーンで出力1600Wで、最大が3299W!テスト仕様でも2000Wを超えてもダウンせずに稼働していた。驚きだ。もう何でも動かせちゃうじゃんね。しかもソーラーパネルからの充電速度がすこぶる速いというおまけ付き。このマシンの登場によってSUNNY号のサーラーパネル+ポータブルバッテリーでのオフグリット化を進行できることになった。
さて、オフグリット化の方法は決まったがそれを導入する方法である。それは次回に。

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