センター・オブ・ジ・アース
2008年公開
監督:エリック・ブレヴィグ
〈あらすじ〉
大学教授のトレバーは地底世界の研究をしていた兄の意思を継ぎ、世界各地の地震センサーを使い、研究を進めていた。しかし、これといった成果があがらず、10年が経ち、研究室の閉鎖を宣告された。
そんな中、兄の妻・エリザベスが息子(トレバーの甥)・ショーンを連れてやってくる。兄の遺品と共にショーンを預かったが、その中には兄の愛読書「地底旅行」が入っていた。中を開くと謎のメモが。
メモをヒントにトレバーとショーンはアイスランドの火山学者アスゲリソンを訪ねる。しかしながら、彼も兄と同じ道をたどり、数年前に失踪していると言う。後に引けないトレバーは研究所にいたアスゲリソン教授の娘・ハンナに山岳ガイドを依頼しショーンと共に地底探検に出発する。
☑️受け取ったテーマ
・冒険心
・本から得られる知識と実体験の大切さ
・好奇心と探求心
☑️こんな人におすすめ
・ドキドキするアドベンチャー映画をみたい人
・地質学に興味のある人
・SF映画が好きな人
☑️作品の特徴
ハラハラドキドキはあるものの、息を飲むような絶望的なシーンはあまり目立たない印象です。とは言え王道を行くアドベンチャーストーリーで、その世界観にはワクワクします。まるで少年時代に帰ったかのよう。
ある程度の地質学的事実に基づいた組み立てながら、古代に絶滅した生物との遭遇であったり、見たことのない風景はSFアドベンチャーの真髄。次々と降りかかる試練に目が離せません。
☑️感想
インディージョーンズほどの規模感では無かったけれど、地底探索という現実味を帯びつつ、夢のある道の世界への冒険は心が踊りますね。ただ変に現実的な部分があると上手くその世界観に入り込めなかったり、「いやそれはないだろ!」とツッコミを入れてしまったり。これは見る側の問題だとは思いつつ...。
とはいえ2008年公開で、日本で始めてフル3D映画の全国公開作品だったようです。これは古代生物出現のシーンやトロッコのシーンは圧巻だったことでしょう。(今IMAXとかで見たら相当盛り上がるのでは...?)
SFアドベンチャーには未だに心踊るのは確かで、地底探査なんて特にワクワクしますよね。今では「Minecraft」で地底探査に似たようなことも出来ますが、正にその実写版と行ったところ。昔から人類の憧れは変わらないのかもしれませんね。それに、海や宇宙に続き、実際に地球の中心に何があるのかなんて、見たことある人がいないわけで。想像がいくらでも膨らむというものです。
ハムナプトラやインディージョーンズ、この手のSFアドベンチャーは有名な作品がたくさん世に出ています。にもかかわらず、どの作品も人気。これは見比べてみるしかない!と思いましたので次はインディージョーンズかな。以前見たことがありますがもう内容は忘れてしまいました。
比べて優劣をつけるでなく、それぞれの面白さを発見できれば。
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