秩父散策

こんにちは。エイルです。

今日は一日中秩父のあちこちを散策していました。一日中ずっと歩いており、先ほど帰ってきて即布団へとダイブしたところです。いやぁ、疲れました……でも結構充実していたかな?

特急で西武秩父駅に到着してから、まずは適当にふらふらと沿線沿いを歩いていきました。その先にちょうど秩父神社があったのでお参りしてきました。

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この神社、2014年には鎮座2100年を迎えた由緒ある神社であり、現在本殿の改修工事がなされていました。現在は向かって左側の部分が対象となっているようで、足場で覆われていて見えなくなっていました。右側・背後はおそらく回収が終わっている部分で、見事な彫刻が鮮やかに彩られていました。

参拝後は来た道を戻りつつ駅付近で昼食を取りました。その後秩父鉄道で三峰口までいき、鍾乳洞があるという場所までいきました。道中切り立った場所を進んで到着したそこには、大きな崖と一つの御堂がありました。

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しかし肝心の鍾乳洞は工事中で入ることができませんでした。残念……ちゃんと事前調査はするべきでしたね。

その後は来た道と別の道を選択して歩いていきました。途中で秩父三十四所観音霊場の一つである大淵寺があるとの案内があったので寄って行くことにしました。ちなみに先程鍾乳洞があるといって訪れた橋立堂もその一つでした。

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この後どうしようかなと考えていたところ、裏手の方にハイキングコースがあるとのことでしたので、どうせならと行ってみることにしました。ほとんど道なき道といった感じで、急な上り坂を登ったのちは馬の背をずっと歩き続けるコースでした。これが想像以上に過酷でした。アップダウンがかなり激しい上に落ち葉がたっぷりと落ちて滑り役なっており、ちょっとでも気を抜くとふとした表紙に滑落しそうでした。でも自然の中を通り抜ける風はとても心地よかったですし、何より景色が良かったです。普段都会の喧騒の中で過ごしているので、久しぶりに全身で自然を感じられたこの時間はとても気分が良かったです。

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これは登っている途中で振り返って撮ったものです。まだまだ中腹あたりですが、すでに街並みが遠くまで見渡せます。

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上り坂はこんな感じでした。山の瀬まで行くと右側のような急な斜面が両側にくるものですからなかなかスリルがあります。

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最高地点付近で町と反対の方を見るとこんな山並みが広がっていました。


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こんな端がかかっている場所もありました。結構ガタついていてちょっと怖かったです。この橋を越えて少し進むと御堂がありました。これは先程も出てきた秩父三十四所観音霊場の一つである圓融寺でした。

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ハイキングコースはこの御堂の裏側の細い道を抜けていった先に続いているのですが、ここにくるまでにかなり体力を使い果たしていたので断念。圓融寺本来の参道である階段を降りて市街地に戻りました。階段がかなり長く、ここを登るだけでもかなり疲れそうでした。

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振り返ってみるとこんな感じです。300段くらいあったそうです。

その後は秩父鉄道に乗って大野原駅へゆき、旧秩父橋へと行ってきました。

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この秩父橋ですが、以前見た映画「空の青さを知る人よ」にも出てきた橋で個人的にかなり印象に残っていました。この映画は「あの日見たの名前を僕たちはまだ知らない」「心が叫びたがってるんだ」と共に秩父三部作と呼ばれる映画の一つで、町中でもいろんなところでこれらをモチーフにした町おこしがなされていました。この秩父橋は主人公のあおいがベースの練習をしていたところで、実際にいってそこにあるベンチを見たときに「ここで練習していたのかぁ……」と感慨深かったです。

ここでだいぶ満足した上に時間もいい頃合いだったので、その後は西武秩父駅に併設している温泉でゆったりしてきました。露天風呂に入っている時に吹く風がとても心地よかったです。また、この温泉には「寝風呂」と呼ばれるものがありました。これは湯が数センチ程度はってある場所で、そこの上に寝転がって楽しむものとなっています。ホットカーペットに近いような感覚でしたが、こちらの方がなんだか温かみを感じました。結構のぼせやすい私ですが、ここならいつまでもいられそうなくらい気持ちよかったです。

しかしここでゆっくりしすぎたのか、外に出るとあちこちの店が閉まっていてお土産やら夕飯やらを逃してしまいました。残念……また今度くる機会があったらもっと計画を立てた方がいいかもしれません。でも今日みたいな無計画のフラフラした旅も、これはこれでいいなと思いました。

本日は以上となります。ハイキングコースはいつかその先へもいってみたいですね。今度はちゃんと準備して、しっかりと覚悟を決めた上でがんばりたいです。

それではまた、次回の投稿にて。

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