食材の味を引き立てるスパイスの力
今日のお昼は
”ポークジンジャーマサラ”という
ドライなタイプのカレーを作った。
この本の44~45ページに載っていたレシピ。
作り方はとっても簡単。
ほんとはトマトのざく切りを一番最後に加えるんだけど、
ちゃんと読まずに材料全部フライパンに入れてしまった・・・。
でもかためのトマトだったから
最初から一緒に炒めても
わりと形と風味がしっかりと残って
これはこれで良かったんじゃないかな。
砂糖が5g入っているけれど
甘みはそんなに感じず。
豚肉、玉ねぎ、ピーマン、トマト、
それぞれの素材の味が
スパイスの香りで引き立てられて美味しかった。
コロナウイルスに感染して嗅覚がマヒした時、
カレー粉を嗅いでも全然匂いがわからなかった。
苺のアイスを食べても
甘さや酸味はわかるけど
苺の味がまったくわからなくて。
香りがどれだけ美味しさに影響するのかを
身をもって体感できたのは
ある意味すごく貴重な経験になった。
カレーを美味しいと感じるのは
スパイスの香りあってこそなんだよね。
やっと嗅覚がほぼ戻って
香りを楽しみながらおいしくいただけた。
そしてスパイスは香りで華を添えながら
食材が持つそれぞれの味を引き立てるのだと
つくづく実感した。
豚肉を使ってはいるけれど
すごくあっさりしていて
まったく胃もたれしない。
油はギー(※)を使ったのも良かったかも。
※バターから水分とタンパク質を取り除いた
純粋な乳脂肪。
このレシピにはニンニクが入っていないので
食後の匂いを気にせず食べられるのもいい。
汁気がほとんどないから
明日ホットサンドの具にして食べよう。
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