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【ブリュノ コラン】 ブルゴーニュ アリゴテ 2017

先日、ワイン関係のお仕事の方に「コラン兄弟がおすすめ」と聞いたので、軽い気持ちで調べてみました。

すると、なんと…

「コラン兄弟」2組いる!

余計にワインが難しくなる…


と思ったのですが、ここは諦めずにWコラン兄弟を調査。


そして、まずは

コラン兄弟①と名付けてドメーヌ・ミシェル・コラン・ドレジェのミシェル・コランの息子たち。

ブリュノコランとフィリップコランだ。

ミシェルコランはシュヴァリエ・モンラッシェのみ手元に残し、残りの畑をふたりに分け与えたらしい。


<ブリュノコラン(弟)>

⇛【畑】シャサーニュにフォーカス。

【味わい】果実味や、リッチな味わいを重視。


<フィリップコラン(兄)>

⇛【畑】シャサーニュ・モンラッシェが中心。

【味わい】ミネラル感の強い、エレガントな味わいを重視。

ピュリニー・モンラッシェの1級畑、レ・ドゥモワゼルの後継者。

【その他】ドメーヌと平行して小量ながらネゴシアン・ビジネスも展開。コート・シャロネーズのモンタニーやクレマン・ド・ブルゴーニュも手がけている。

このドメーヌでもっともきらびやかに光り輝くのは、ピュリニー・モンラッシェにあるふたつのクリマ、特級シュヴァリエ・モンラッシェと1級ドゥモワゼル。


こう見てみると、ブリュノコランのほうがあまり特徴がないように見えます。金額的にも、弟(ブリュノコラン)のほうが安め。

この兄弟、どちらも「ブルゴーニュ・アリゴテ」を同一ヴィンテージで販売しているので飲み比べてみようと思います。


まずは

「ブリュノコラン」のブルゴーニュ・アリゴテ(粘土石灰質土壌のシャサーニュ・モンラッシェ村のブドウ)2017から。


粘度は低め。さらさらとした液体に、明るい黄色の外観。

若干薄めかな−?とも思えるくらい。

レモンやグレープフルーツ、ライムのみずみずしい香り。

含み香は柑橘類の皮のよう。でも、ルフレーヴよりは軽めかな。

酸味が強くて、思わず「すっぱい…」と一言つぶやいてしまった。。

美味しいんだけどね、ちょっと酸味が強いかなぁ。でも、レモン系のドレッシングとか、サーモンのフレンチサラダとかに合いそうな気がする。


かなりスッキリドライなので、軽く飲めちゃうワイン。

口当たりにまろやかさがないので、少し刺々しい感じがする。


手は出しやすい価格だけど、今後のリピートはあまりないかなぁ…









●フィリップコラン

で、ショーメ、シュヌヴォット、ヴェルジェ、モルジョなどの1級畑を所有。
サントーバンやサントネイ、マランジュにも畑をもつ。



「ブルゴーニュ アリゴテ2018」ラック 2640円

「ブルゴーニュ シャルドネ2018」ラック 3300円

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