処暑(ビーツとブルーベリー) 移ろいゆく水と花
一年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。
移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、emmyと、MayuAraiによるドリンクといけばなを二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしています。
今回は第八十九回目の『処暑』、emmyからのお手紙です。
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Mayuさんこんにちは!
まだまだ暑いこの頃ですがいかがお過ごしですか?
一体どこまで暑くなるの、、、とくらくらするほど辛かった8月もすっかり後半。
前回の「立秋」の頃は暦と現実のあまりの違いに驚く程でしたが、Mayuさんのお手紙の秋の草花にちゃんと季節が進んでいる事を気付かせていただきました。
さて、今回は『処暑』。
まだまだギラつくような日差しと重たい湿度が続きますが、夜になると絡みつくようだった空気からふっと軽やかな風を感じるようになりました。
今回は紅いビーツを主役にドリンクをつくりました。
土らしさを感じるビーツは以前は薬として使用されていたほど栄養価が高い野菜。カットすると紅い水分が出てきます。薄くカットしたビーツを乾燥させ、茶葉のように煮てビーツのお茶をつくります。
それから旬のブルーベリー、ローズマリーを加えて少量のきび砂糖とビネガーで味わいを調整します。
夏疲れに飲んでもらいたい、ビターでジューシーな味わいのドリンクです。
数日まえから日が暮れると鈴虫の音が聞こえるようになりました。
はやく秋が来てほしいと思うのに夏の終わりを感じるとどうしてかやっぱり切なくなってしまうのは不思議ですね。
台風が多い季節です。夏の疲れも出やすい時期ですのでどうかご自愛くださいませ。
それではまた!
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二十四節気に合わせ、季節に寄り添ったドリンクとお花の交換会をしています。
よければこちらのマガジンもフォローしてください。
emmy
MayuArai
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