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大人をわがままにさせるライムハーブとドラゴンフルーツのモクテル

ドラゴンフルーツを食べたことはありますか?龍の鱗のような見た目からドラゴンの名前がついたフルーツです。英語圏ではピタヤとも呼ばれています。

すばらしいほど高い栄養価をもつドラゴンフルーツはスーパーフードとも言われています。ビタミンc、カリウム、葉酸、ポリフェノールなど、、、食物繊維はバナナの65倍も含んでいるそうです。そして低カロリー。


一度見たら忘れないようなインパクトのある見た目ですが味の印象は薄く、「無味無臭のフルーツ」としても知られています。正直私自身もあまり美味しく食べれた記憶がありませんでした。。

いつもモクテル(ノンアルコールカクテル)の試作中に雛のように口をぱくぱくさせて寄ってくる子ども達にもひと切れずつ口に入れると、「・・・ふーん」というような感じでさっさと各々の持ち場のおもちゃやらテレビの前やらへ去っていきました。うーん。

このご時世ですから栄養価の高い食材は積極的に摂取していきたいところです。とちおとめよりもお手頃な価格で入手出来るのも魅力的。色々試作を重ね、これぞ!!!と思う大満足なレシピが出来ました。


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材料(一杯分)
・レッドドラゴンフルーツ 1/2個
・ライム 1/4個
・ローズマリー 1/2本
・アニスホール 3粒
・三温糖 大1
・水 90cc


まず、ライムハーブのシロップを作ります。
小鍋にドラゴンフルーツ以外の材料を入れて一煮立ち。

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ライムは飾り用にスライスし、残りを搾り入れます。
沸騰し、ローズマリーの良い香りが辺りを満たしてきたら火を止め、冷まします。


ドラゴンフルーツをサイコロ状にカットし、フルーツグラスに盛ります。
インパクトのある見た目から、切ることが難しそうに見えるドラゴンフルーツですが意外にも柔らかく、縦に1/4にカットし皮を引っ張るとつるりと剥くことができます。

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十分に冷ましたライムハーブのシロップを上からかけます。甘すぎず爽やか。さらりとしたシロップです。


最後にスライスしたライムを飾って完成。
ドラゴンフルーツの独特なビビットピンク色がかわいい。

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スプーンで掬ってしゃくしゃくといただきます。

モクテルなのにスプーン?と思われるでしょうか。ドラゴンフルーツは水分が多く、しゃくっと噛んだ瞬間に瑞々しい果汁が口いっぱいに広がります。あまり他にはない、食べるというより飲むような感覚です。

ドラゴンフルーツの魅力はこの食感にこそあるのかも。

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無味無臭だと思っていたドラゴンフルーツが爽やかなライムハーブの香りに、しゃくしゃくごくん、の新感覚によってスプーンが止まらない。栄養云々言いましたが、とりあえず美味い。かわいい。

これは子ども達にはまだ早いかも、ていうかひとりじめしたい、なんて思っている間にグラスは空っぽとなりました。

大人をわがままにさせるスーパーフードのノンアルコールカクテルです。


投稿しているモクテルはどれもお気に入りなのですが、このドラゴンフルーツのモクテルはまた作りたくなるくらい味、ビジュアル共にトップクラスでした。大満足。

完全に液状にするなら、ドラゴンフルーツ×いちご×バニラエッセンスをブレンダーで混ぜるのもおすすめです。


ドラゴンフルーツについて調べていると、ドラゴンフルーツは収穫後に追熟しない性質かつ、完熟したものはとても傷みやすく出荷が難しいため、一般的に市場に出回っているものは無味で旨味も少ないものがほとんどのようです。

沖縄などの産地で食べられる完熟収穫されたドラゴンフルーツはとんでもなく甘いらしいですよ。食べてみたい・・・。


スーパーフードのドラゴンフルーツ、手軽に手に入れられるのでぜひ作ってみてください。



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