見出し画像

雨水(バラと珈琲)移ろいゆく水と花

一年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。

移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、emmyと、MayuAraiによるドリンクといけばなを二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしています。

今回は第七十七回目の『雨水』、emmyからのお手紙です。


-

Mayuさん、こんにちは!
寒さが和らいでくる時期ではありますが、今年はどうやら春が慌ててきてしまったようなお天気ですね。体調などお変わりないでしょうか?

近頃は花粉の気配を感じて肌がピリピリ・・・早く来た分花粉の時期が早く終わってくれるといいのですが。

前回のお手紙では春節にぴったりのバラと金塗り柳の華やかないけばなをありがとうございました。


さて、今回は『雨水』。
雪が雨に変わり、ほのかに芽吹きが始まる頃。この時期に山にもやがかかるのを霞(かすみ)というそうです。しばらく東京にずっといたので春の霞を感じに山に行きたいです。


バラと珈琲豆を使ってドリンクを作りました。


バラの花を丸ごと使い、阿波晩茶に珈琲豆、バナナ、それから蒸留したバラの土を加え、米酢で味わいを引き締めます。


バラと珈琲の果実みのある香りにふくよかで透明感のある味わいが印象的な一杯となりました。



うっかりしていましたがこのドリンクといけばなのお手紙も4年目を迎えていましたね、、!コロナ禍の時に始めたと思うとここ数年で現状も色々と変わり、とても感慨深いです。

今年もMayuさんが活ける季節のお花がとても楽しみです。
4巡目もどうぞよろしくお願いいたします。

それではまた!


-

二十四節気に合わせ、季節に寄り添ったドリンクとお花の交換会をしています。
よければこちらのマガジンもフォローしてください。



emmy
MayuArai

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?