多文化共生の落とし穴

コリアタウンを、国際タウンに…大阪・生野 多文化共生の取り組み進む 

『「なぜコリアタウンがここにあるのかを若い人たちにも知ってほしい」。地元の在日コリアンや大学教授らが資料館の開設を思い立ち、21年春に動き出した』(読売新聞 2023年1月28日付け)

なぜそこにあるのか・・・。
理由は当事者が海外で何世代にも渡って自国民同士で固まる事しかしなかったから。
外国人が移住先でコミュニティを作るというのは、郷に従う意思がないという事。移住先で生まれ育った2世代目や3世代目以降もコミュニティ優先ならなおさらです。
同じ民族やルーツでもコミュニティに属さず、普通に暮らしてらっしゃる方も大勢いますから、このようなコミュニティの当事者がよく使う「差別」は言いわけであり、虚妄であると言えます。

仮に厳しい視線があるならば、それは民族やルーツそのものに対する憎悪ではなく、素行や思想といった事への正当な批判というのは現実を見て明らかです。

また海外で〇〇タウンといったコミュニティを作っている人々の祖国では、大概は外国人の移住等には厳しく、外国人が〇〇タウンを作る事を是としません。

つまり「自分達は海外でコミュニティを作るのはいいが、外国人が自分の祖国で同じ事をするのは駄目」という二重基準(ダブルスタンダード)があるわけです。

地球に多種多様な国々や文化が存在している事自体が多文化共生なのです。現在の多文化共生は多文化「強制」。
外国人が海外移住する場合、移住先で当事者同士が固まらずに、その国に溶け込む義務があるのではないでしょうか。




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