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私が私と繋がる

実家から一駅離れた小さな部屋に住み、週に2回母の様子を見に行く生活を始めて1ヶ月が過ぎた。この距離感が快適で私は私の生活をマイペースに送っている。家族と暮らしていた時自分の気がいかに外(家族)に向いていたのかがよくわかる。

母は自分でゴミも出せているし(カレンダーが理解できる)薬もちゃんと自分で飲んでいる(記憶がちゃんとしている)台所も片付いている。

調子が悪かった時は、ゴミ出しも、薬を飲んでいるかチェックして飲んでいなければなだめて飲ませ、袋いっぱい買い物に行くのも私だった。診察がない日に病院に行って待合でずっと座って待っている所を看護師さんが気づいてご丁寧に電話をくださる…

そんなの世間の主婦やお母さんたちはやっているのだけど、私はいっぱいいっぱいになっていて、私はこれをずっとやらないといけないのかと思うと絶望の気持ちになった。誰に何を相談したらいいのかも分からなくなっていた。ケアマネさんや看護師さんや担当医の先生に助けてもらいました。他人のプロに頼るの大事です。そしてちゃんと境界線をひくこと(難しいけど)

今家はちゃんと片付いていて、話もちゃんと通じる。本当にありがたくて頑張ってくれている母に感謝です。

さて、5月は私の誕生日で、今年の誕生日はイギリスで迎えられたらと夢を描いていました。コロナで解雇されることになった2年前の6月からずっとタイミングを待っていました。ようやく入国にPCR検査も隔離も不要になり、やっとここまできた!とついこの前まで思っていたのに、急に決断ができなくなってしまいました。

理由はいくつか思い浮かぶ。住む場所も決まっていないし、やることも決まっていないし、家族に理解してもらえるような理由や計画もない。

でもなんだかもっと根っこに何かありそうな気がして、先日モニターで受けたタロットのリーディングをもう一度お願いすることにしました。何の気なしに引いたカードが不思議と言い当てていて本当に不思議です。何よりその方の解説がまるでセラピーのようでした。

タロットから伝えたれたメッセージは、問題は外側にあるのではなく内側。「自分をしっかり正当に評価してあげて。持ってるものをちゃんと評価してください。」

自分を正当に評価できない、まだまだだと思えてしまう原因に、父親との関係が影響しているとカードは言っているらしい。ただただあるがまんまの自分を無条件に愛されているという自覚、承認をうまく受け取れずに育つ、いわゆる自己肯定感が低いというやつ。

それを聞いてピンときた私の憧れの人がいて。その人に「自己肯定感高いと思いますか?」と聞いてみた。「たぶん高いですー♪」と軽い波動で即答が来た。やっぱり!話をしていくと、「じつは、間違いなく高いと思ってます♪」ときた。やっぱりこれ最強なんだな。

親を恨む気持ちは私の中にはもうないと思う。親だって未熟で完璧じゃないし、時代や育てられかたやいろいろあったと思うから。私はもう大人でずいぶんといろんなことを経験してきた。そんな自分を自分が癒していく。私は私の望む人生を歩みたいので、前に進みたいと思う。こんなにも自分に向き合っているのは自分への愛でしかないと思う。



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