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49歳、突然転職活動始まる。そして派遣から正社員に。

昨夏1カ月間イギリスで過ごして8月に帰国。その後すぐに仕事探しを始めて、2週間ほどであっという間に仕事が決まった。自宅から一駅の外資系メーカーで派遣の仕事をして半年が経ち、ようやく有給休暇が使える〜♪と思っていた矢先のことだった。

今年に入って仕事量がグッと減り、半日で仕事が終わってしまうような日々だった。(コロナ需要・コロナバブルで逆に売り上げが上がった企業で、コロナ終焉で売り上げも落ち着き在庫過多になった。)アメリカ本社の引き締めが一段と厳しくなり、契約更新ができなくなったと上司から伝えられたのが2月末。3月末までだった契約に、次の仕事探しのためにプラス1カ月頂いて4月末で終了となった。気に入っていた職場で長く続けられたらいいなぁと思っていたのだけど、まさかの転職活動が突然始まった。

派遣とは通常3ヶ月ごとの契約を更新していくもので、そもそもそういうもの。ではあるのだが、今回その無計画さというか、行き当たりばったり的なやり方に唖然とし、正直悔しさが拭いきれなかった。

まずは転職エージェントに登録。社員は年齢的に難しいと思ったので、派遣会社もたくさん登録しまくった。優先順位は「長く続けられる所」と お願いしているのに、「社員が入るまでの間の代替」とかいつまで続けられるか分からない仕事ばかり 紹介してくる。紹介すらなかなかしてこない。おそらく私の年齢のせいだと思うけど、ほんとに派遣は使い捨てみたいだなぁと思った。早く仕事を覚えるように努力したし、自分から社員さんたちとコミュニケーションをとることも心がけていたのに。派遣はいつ切られるかわからない。景気が悪くなったらすぐ切ってくる。
私は5月の誕生日で(信じられないけど)50代になる。40代と50代では1歳差でも印象が大きく違う。もし、また派遣の仕事をして切られた時には50代になっている。もちろん50代がダメなわけでは全然ないけれど、今よりさらに難しくなる。だから社員がいい。直接雇用がいい。それで探してみてダメだったらしょうがない、派遣社員でも長期で働けるところを紹介してもらおうと考えていた。

できるだけ気楽に、休みながらポジティブな気持ちで 私なりに活動するようにしていたけど、やっぱりアップダウンを繰り返していた。 元気がなくなったら友だちたちに甘えていつも温かい言葉をもらっていた。 私はやっぱり大したことないんかなぁ、派遣の仕事ばかりしてきたのが甘かったんかなぁと落ち込んた。その時の自分に正直に、やりたいことをしてきただけだったけど。過去の後悔を延々としそうになった。でも、いつも私にとってその時のベストだったし、どうしてもやりたいことを実行してきた。

午後半休を取り、スタバでイヤホンして「宇宙の法則」とか意識の話のインスタ配信やYouTubeを長いこと聞いた。 今の仕事嫌じゃなかったし、好きな人ばかりだったし、 毎日の平和な時間をありがたいなぁって味わっていたのに。 なんでこうなっちゃんだろう、なんで私はこんなに変化が多いんだろう、たまたまそうなっただけなのかもしれないけど。

「もしこの現象が何か私に教えるために 起きているのだとしたら?」と考えてみた。 こんな状況でも家族がいるから住むところもあるし、 食べるものにも困らない。 家族に不満を持って文句を言っていたけど 家族のおかげで自由にさせてもらってきたし、 生活することができている。 それに気づかせるために起きたのかな。 「もう分かったよ。」「だからもううまくいく」と空に向かって言いながら スタバから歩いて帰ってきた。そんな自分を客観的に見ている自分がいた。

その翌日。仕事から帰宅してベッドで横になっていたら、 前に一度書類選考で断られた所から「もう一度エントリーしてみませんか?」と電話が入った。選考基準を厳しくしすぎて人が集まらなかったらしく、私にチャンスが回ってきた。 
その後続けてまた電話がなった。 違うエージェントから仕事の紹介。めちゃくちゃいい条件のとこ。私寝ていただけだったのに2本も連絡がきた。

その翌日もベッドで横になっていたら電話が鳴って。 もう一度エントリーした会社の書類選考が通ったと。そして面接が4月12日に決まった。(後で分かったことだけど、占星術ではこの日一年に一度のラッキーデーだった。)

めっちゃくちゃ緊張したけど、面接の翌日、採用のご連絡をいただいた。そして転職活動が終了した。50歳になる誕生日の1カ月前だった。
紹介予定派遣で4ヶ月後に正社員になる予定。

このチャンスを掴めたのは何故だろう・・・
まずは自分の望みを確認してトライしてみたこと、友人たちの励まし、エージェント担当者の親身なサポート(私のために動いて下さった方には丁寧に連絡した)、リラックス、ご縁、信じること、そして何より一生懸命働いてきた職歴・続けていた英語の勉強(←でも好きなこと)のおかげです。

この(今の)職場を去る時、皆さんに最後挨拶する時には、笑顔で「次決まったんです〜しかも社員で」ってお別れしたいって転職活動を始めた時意図していました。私に面接のチャンスを下さった会社に本当に感謝しかない。


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