見出し画像

『リメンバー・ミー』の「ウン・ポコ・ロコ」って本当はどう言う意味なの?

ディズニー映画『リメンバー・ミー』。先日金曜ロードショーでも放送されていましたね。

主人公のミゲルくんの声を当てている石橋陽彩(いしばし ひいろ)君の歌声に魅了されて歌のシーンは何回も見入ってしまいます。

この『リメンバー・ミー』の中に、「ウン・ポコ・ロコ」と言う変なタイトルの曲があるんです。

このタイトル日本語表記すると小学生の男の子が大好きそうな感じなんですけど、本当の意味は何なんでしょう?

調べてみました。

—————

どんな歌のなのか気になりますよね。

you tubeのリンクを貼っておくので、石橋陽彩君の歌声を聞いてみてください。

この「ウン・ポコ・ロコ」どんな場面で歌われるのか振り返ってみましょう。

あらすじ

ミュージシャンを夢見る、ギターが天才的に上手な男の子、ミゲルが主人公。

ミゲルは音楽が大好きなのに、彼の家族は代々音楽を禁じられていました。

ある日、ミゲルの尊敬するミュージシャン・デラクルスのお墓にあったギターを触ってしまったため、ミゲルは“死者の国”に迷い込んでしまいます。

日の出までに元の世界に戻らないとミゲルの体は消えてしまう!

そんな時にミゲルを助けてくれたのは、陽気だけど孤独なガイコツのヘクター。

ヘクターとミゲルが“死者の国”を冒険する中でたどり着いた、ミゲルの先祖たちの秘密とは?

“死者の国”でミゲルがデラクルスに会うために音楽コンクールに出場します。このコンクールの時に歌われたのが「ウン・ポコ・ロコ」。


さて「ウン・ポコ・ロコ」の意味ですが、アルファベットで書くと「Un Poco Loco」。

メキシコの共通言語はスペイン語なので、おそらくスペイン語では?と言う予想を立てて調べてみます。

解説している記事はたくさん出てきて、「Un Poco Loco」=「A Little Crazy」と言う意味なんだそうです。

要は少しおかしい。 意味が転じて、普通とは違う、常識にとらわれない、型破り、夢中にさせると言う意味にもなるそうです。

歌詞を見てみると、

君はね ウン・ポコ・ロコ
ちょこっとね 変なの
君が言うとね なぜか信じちゃう
素敵なことさ

サビにこんなこと言っていますね。少し変だから惹かれちゃうって言う意味なんですかね。


Unは単数の前につく冠詞で英語でいうところの”a”と同じ働きをします。

Unで思い出したのは、カードゲームの「UNO」も実はスペイン語。Unoは1(one)を表す言葉。Un とUnoはちょっと似てませんか?

Pocoは少し”little”と言う意味。

PocoとPicoって似ていませんか?Picoはアイスの名前にもなっていますが、数字の単位で10^-12を表す単位です。(とーーーーーっても小さいってこと)

スペイン語でPicoは数字とくっつくと「少し」と言う意味があるそうで、PocoとPicoは語源が同じなのかもしれませんね。

Locoはcrazy。同じような言葉でLocaと言うのもあるらしいですがそちらは「バカげた」と言うニュアンスが強いみたい。(よくわかってませんが...)


最近モヤモヤしていた「ウン・ポコ・ロコ」の謎が解決できてよかった!

お彼岸で、ご先祖様たちに想いを馳せる機会があるこの季節。

『リメンバー・ミー』を観て見るのはいかがでしょうか?

それでは、また!



最後までお読みいただきありがとうございます。よろしければ「スキ」していただけると嬉しいです。 いただいたサポートはNGS解析をするための個人用Macを買うのに使いたいと思います。これからもRの勉強過程やワーママ研究者目線のリアルな現実を発信していきます。