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カナダから初めまして!

初めまして。夫の駐在に伴い、今年4月末からカナダのオタワに住んでいるEIKOと申します。VACILANDOマガジンに参加させていただき初めての投稿になります。

今回は、オタワに住み始めるまでの気持ちや現在の心境を自己紹介とともにお伝えします。

車で5分位の場所に広大な国立公園があります。
夏は日が長いので、平日の夜家族でサイクリングなどを楽しむこともできます。

私はオタワに来る前は、東京で会社員として主にマーケティング関連の仕事をしていました。

『駐在妻生活に憧れて喜んでこの地に来たか』というとそうではありませんでした。

夫の駐在の話は予測できていたし、私自身もいずれ会社員を卒業したいと思っていたので気持ちの準備はしていたつもりです。しかし、いざ駐在が決まると様々な不安が押し寄せてきました。

長年勤めた会社を退職すること、帰国後の仕事の有無、ビザの関係で現地で仕事ができないため専業主婦になること、英語も運転も必要な環境なのにどちらも不得意な私が現地で子育てをできるのか…等々。

特に、育児休職中を除き仕事をしていない期間がなかった私にとって、専業主婦になることや仕事ができない環境には抵抗感がありました。

とはいえ駐在に同行すると決めた理由は大きく二つあります。まず、子供が多様性を肌で感じられ、他言語を習得できる環境で生活できること。広大なカナダの自然も子育てには魅力的でした。そして、私自身も新しいことにチャレンジできる環境だと思ったからです。

オタワで見つけたお気に入りの場所
Pink Lake in Gatineau Park

現在オタワに住んで約4ヶ月たちますが、渡航前に抱えていた不安の半分位は杞憂に終わりました。カナダの美しい自然、子育てをしやすい環境、移民が多く誰もを受け入れてくれる国民性に触れて、想像していた以上に魅力がある場所だと感じています。

そして、自分の価値観や物事に対する設定が偏っていたなということもヒシヒシと感じています。今までの当たり前が当たり前でない場所に身を置くからこそわかったことです。

また、カナダは移民が多い国なので、様々な国籍やバックグラウンドを持つ人と出会う機会が多いのも刺激的です。

一方で、不便なことやストレスも多くあります。話に聞いてはいましたが家の物はよく壊れるし、壊れても日本のようにすぐに修理してもらえません。

今もキッチンで水漏れしているのに、「新しいホースを手配する」と言われてから1ヶ月たつのにまだ直っていません……。カナダの友人に話をしたら、「8月の夏休み時期は特に遅れるから気長に待つしかないね」と笑いとばされました。こういうことにいちいちイライラしていたら身がもたないようです。

そもそも日本製品の品質やサービスの質が高すぎるのではないかとさえ感じるようになってきています。

また、生活に慣れたらストレスが減るかと思っていましたが、どうもそうではなさそうです。異なる価値観や言語をもつ人の中で生活するということは、良くも悪くも常にストレスがあるということがわかってきました。

それならば、期間限定の海外生活なので『ストレスを超えるくらい楽しいことをしよう!』と最近気持ちを切り替えたところです。今はまだ様々なことに挑戦しながら、日々の生活を何とかこなしている最中ですが……。

これからVACILANDOマガジンで、オタワで体験したことや感じたことなどを発信していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

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