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【カナダの学校生活】感謝の日!年度末のサプライズプレゼントに何が贈られるのか?

カナダの学校は9月に始まり、6月末で授業が終わります。

学校の最終日には、先生やバスの運転手さんに Thank youカードやギフトを贈る習慣があります。これは義務ではないので何もしない人もいれば、カードだけ渡す人、カードとギフトを贈る人などそれぞれです。

昨年は初めてのことで、「カードは誰にあげるの?ギフトもつけた方が良い?ギフトは何をあげれば良いのだろう?予算は?いつ渡すの?」とわからないことだらけでした。そのため、現地の友人に話を聞いてアタフタと準備しましたが、今年はある程度わかっていたので、余裕をもって準備を進められました。


どんな習慣?いつ誰に贈るの?

年度末だけでなくクリスマスにも先生やバスの運転手さんに、感謝の気持ちをこめてカードやギフトを贈る習慣があります。日本のお中元やお歳暮のイメージでしょうか。

クリスマス休暇前や年度末には、子供達はカードやギフトをかかえて登校します。

北米はカード文化が根付ているので、大型スーパーやダララマ(100円ショップ)には必ずカードコーナーがあり、様々な種類のカードが販売されています。

すごい種類のカードです!

喜ばれるギフトは?

感謝の気持ちを伝えるカードだけでも良いですが、ギフトをつけることも多いです。年度末になると、「Thank You Teacher」と書かれたカップや文房具などが店頭にならび、昨年初めて見た時は「これは何?」と驚きました。

昨年は何を贈ればよいのかわからず、小学校の先生をしている友人に今までにもらったギフトを教えてもらいました。

・ギフトカード(コーヒーショップ、本屋、AMAZON、Netflixなどのカード)
・チョコレートなどのお菓子
・子供もしくは親の手作りのお菓子
・マグカップ(定番のようです)
・文房具
・本
・キーホルダーなどの雑貨
・子供の作った作品
・観葉植物 等

最も多いのは、ギフトカードのようです。そして、先生がもらって一番嬉しいのはギフトカードのようです。

私は最初こそプレゼントを検討しましたが、先生の趣味もわからないので毎回ギフトカードにしています。

スーパーに様々な種類のギフトカードが売られています。この習慣のことを知るまでは、何でこんなに沢山のギフトカードが売られているのだろう??と思っていたのですが。

昨年のクリスマスはStarbucks Coffeeのギフトカードを贈りましたが、今回はオタワを中心に展開しているコーヒーチェーンBRIDGEHEADのギフトカードにしました。


お礼ギフトの予算は?

ギフトの予算も気になりますよね。何人かの友人に確認したところ、ギフトカードの場合、先生には20~30ドル、バスの運転手さんには10~15ドル位が相場のようです。担任の先生が 複数人いたり、バスの運転手さんが朝晩違うこともあるので、合計すると結構な金額になります。

とはいえ、先生にもバスの運転手さんにもお世話になったので、全員に贈ることにしました。

ここだけの話、ギフトの有無で先生の心証が変わるのではないかと考えてしまいますが、現地に長く住んでいる友人達はそれはないと言います。

カードのメッセージ!

子供からのメッセージ(名前)だけでも良いですが、毎回私もメッセージを書くようにしています。英語で気持ちが伝えきれていない事も多いので、こういう機会に感謝の気持ちを伝えるようにしています。

昨年は子供に名前を書かせるだけで大変でしたが、今年はすんなり先生の名前、自分の名前、お礼の言葉(Thank you)を書くことができ、成長を感じました。

そのうえ、大好きな先生に「I will miss you」と書きたいと言ってきました。学校が楽しかったんだな、良い先生に恵まれたんだなと思うとともに、1年前は全く英語がわからなかったのに、ちゃんと気持ちを伝えられるようになっていると感動しました。一方の私は、メッセージの英語の文面はこれで良いだろうかと相変わらずChat GPTに確認する始末……。子供に英語を教えてもらう日も近いかもしれません。


息子からのサプライズプレゼント!

カードとコーヒーショップのギフトカードを準備していましたが、息子が家で育てていたバジルを先生にあげたいと言いだしました!

以前、先生をしている友人に「観葉植物をもらったことがあるが枯らしてしまった」と聞いたことがあり、その時に「植物をもらったら困るよね、私も絶対枯らしちゃう~」と笑い話をしていたことがあるのですが、まさか息子が持っていきたいというとは!!

先生を困らせてしまうのではないかと思い、「持っていくの大変だよ」「うちのバジルがなくなっちゃうけれど大丈夫?」と息子に聞きましたが、本人の意思が強かったので、プレゼントすることにしました!きっと先生も息子の気持ちをわかってくれると思って。

帰宅後、息子が「先生がニコッとしていたよ~」と喜んでいたので、止めないで良かったです!


先生方は、生徒たちから様々なサプライズプレゼントをもらっているのでしょうね。

年度末やクリスマスなどの節目に、カードやギフトを贈って感謝を伝えるのは素敵な習慣ですね!

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