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雪月花・桜の木の下で


花を見てお団子があれば幸せな春うらら


薄々紅の桜・・・


    ゆく春の日の事です。


桜の木の下で   

桜の花の下から
花を見上げる
樹齢何百年もする
桜の古木
圧倒されるほどの
美しさ
美しさと儚さを
秘めて咲く
薄紅いろのお花は・・桜
いつも美しく咲きたい
私達『女の』気持を
知っているのか 
知らぬのか
桜を見上げれば
優しげに
そよそよと
そよぐばかり
美しい桜の古木の
花物語を
静かに想う 
ハラハラ
散りゆく花の
儚さを
人々は愛してやまない・・・
薄々紅の
花の優しさを
抱きしめて
さよならと
花びらにそえて
抱きしめた私・・・
佇んで帰ったひとの
花物語は
きっと花びらの
数ほどあることを・・・
薄紅の花の
静やかさは
たおやかに、たおやかに
その花の散り方の
儚さを
心から懐かしみ
人々は愛してやまない
その薄々紅の
優しさ 儚さを・・・・
ほんのりと美しく想う
ゆく春の日・・・・・・

    桜の木の下でエイコ


日本三大桜にして日本初の天然記念物指定神代桜です。不死鳥のように・・・

       (妙法桜)


この桜の妙法にあやかりたく前に後ろに・生垣の周りをぐるぐる歩きました。

日本三大桜の一つだそうです。静かな山の中も屋台が並んでお祭り騒ぎでした

厳かな神々しいお美しいお姿神様がやどっているのですねきっと

また13世紀頃、日蓮聖人がこの木の衰えを見て回復を祈ったところ

再生したため、「妙法桜」とも言われています。


慈雲寺の糸桜、恵林寺の桜は家族と、実相寺の桜は夫と二人で行きました。

歩きながら写真を撮りました。圧巻な水仙のお花でした。

桜の花と水仙が有名な実相寺です。この日は大型バスで沢山の方で賑わっていました。近隣の銘菓や、美味しそうなお団子、鮎の塩焼き、春の山菜などが美味しそうに並び、静かな山の中も海外の方達で溢れていました。チャイナドレスのご婦人も絵になっていました。桜と水仙の饗宴でした。思い思いに佇み絵になっていました

よろしければ、水仙の小道をご一緒にどうぞ、!この美しさはきっと夢・・・・

              春爛漫でした

そよそよそよぐ桜と足元に咲く明るい水仙はお似合いです。


水仙    別名  風信子  エイコ


水仙が何か言いたげに

問うように

揺れている

清らな思いを秘めて

清らに 清らに 

楚々とゆれている

それは久しく忘れていた乙女の心

あまりに眩しくて戸惑いながらも

透明な清らな花に心をうつして見れば

そこは美しいことばかり

咲く花もいつかは朽ちていくように

若く美しっかた事も夢の夢であったとしても

昨日の雲さえもう二度とないのですが

心に映った誠と美しさは

消える事無く永遠です・・・・・


そよそよそよぐ桜と足元に咲く明るい水仙はお似合いです。

日本三大桜にして日本初の天然記念物指定


山高神代桜
(じんだいざくら)は武川町の実相寺境内にそびえる、福島県の三春滝桜・ 岐阜県の淡墨桜と並ぶ 日本三大桜の一つです。

推定樹齢2,000年とも言われるエドヒガンザクラの古木です。その想像を絶する悠久の時を超えて咲き続けるさまは神々しく、見る人は思わず手を合わせるとも言われ、全国の桜を愛でる人たちの崇敬
を集めてきました。


樹高10.3m、根元・幹周り11.8mもあり、日本で最古最大級の巨木として、大正時代に国指定天然記念物第1号となりました。

また、平成2年には「新日本名木百選」にも選定されています。

伝説では、神話の武将ヤマトタケルノミコトが東征の折に植えたと言われ、名前の由来になっています。


桜と同じ頃におよそ8万株のラッパ水仙も咲き、足元の黄色と頭上の薄紅色のコントラストがとてもきれいです。


スペースシャトルに乗って、宇宙に旅立った神代桜の種子が、地球に戻り発芽した神代桜の宇宙桜も公開されていました。


凄いですね桜の種も宇宙に行きました。

吉野山の桜も見てみたいものです。一度もありません。幼い頃お琴の練習曲が吉野山〜🎵桜の頃は知らねども〜🎵という唄ものでした。

何度吉野山と歌った事でしょう。唄いながら弾く曲のことを、唄ものといいます。吉野山の写真を見るたびにお琴の先生の村川節子先生を思いだします。

嫁いでからもよくお手紙をくださいました。私の結婚式の日は村川節子先生とご一緒に『喜びの波と花と』を私も弾きました。

先生は母ともなかよしでしたから。松木屋デパートの裏に先生のお家があって、夏休みに初めて一人で先生のお家にお泊まりしたのも今は懐かしく、私の大事な思い出の小箱にしまってあります。


先生はいつもお着物でした。寒い日は着物の上に「道行』を着られて素敵でした。先生は旅館の奥様や、何ヶ所かに出稽古にいかれて音大にいかれている息子さんの仕送りに追われているともおしゃっていました。

今も昔も親の気持ちはまっすぐで子供の幸せを願って永遠の無性の愛をおもいます。あの世で先生も母も楽しくお暮らしでしょうか?


母と先生は似たところがありました。朗らかで、真面目で、とっても気さくでしたが品がありました。

豊臣秀吉が盛大な花見を行ったことでも知られる吉野山(奈良県吉野町)も「日本三大桜の名所」の一つに数えられています。満開の桜が埋め尽くす山容は「一目千本」と称される圧巻の絶景で制覇す。とありました。


群生する約3万本のシロヤマザクラ(白山桜)は4月上旬から咲き始め、麓からゆっくりと山頂へ「下千本」「中千本」「上千本」「奥千本」と、順に開花を続けます。修験道の霊場でもあり、「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産としてユネスコの世界文化遺産に登録されているそうです。 


さくら 茨木のり子

ことしも生きて
さくらを見ています
ひとは生涯に
何回ぐらいさくらをみるのかしら
ものごころつくのが十歳ぐらいなら
どんなに多くても七十回ぐらい
三十回 四十回のひともざら
なんという少なさだろう
もっともっと多く見るような気がするのは祖先の視覚も
まぎれこみ重なりあい霞(かすみ)立つせいでしょう
あでやかとも妖しとも不気味とも
捉えかねる花のいろ
さくらふぶきの下を ふららと歩けば
一瞬
名僧のごとくにわかるのです
死こそ常態
生はいとしき蜃気楼と


あと何回私も見れるでしょうと思いますと感慨深いです。

          雪月花エイコ🌷




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