地銀NISAのデメリット
NISA移管手続き、多分終了。
こちらから郵送した書類は揃っている(はず)なので、あとは金融機関側の手続きを待つばかり(書類に不備がないことを祈る)。今年初めに「NISA口座を移管する」と宣言したはずなのに、もうあっという間に4か月が経過ですよ。なにをぐずぐずしていたのか。
そもそもNISAを始めたのは5年以上前のこと。当時住んでいた家から徒歩数分のところにある地方銀行でNISA口座を開設したのでした。勧められるがままに投資信託を買ってその後ちょっと上がって劇的に下がった(人任せにしてはいけないことをつくづく学んだ)。
その後転居したのでインターネットバンキングで出来るように手続きをして、毎年1銘柄ずつ増やしていったのですけどね。地方銀行だからなのか取り扱っている数が少ない上、ネットで申し込めるのはさらにその中の一部。これはと思う銘柄はネットで手続き出来ず、「店舗にお越しください」という画面が出てきてすっかりやる気を失ってしまいました。
そんな話を同僚にしたら「ネット証券にすればいいですよ」とのこと。手数料も安いというし(言われてみれば確かに今の口座だと手数料がちゃっかり取られている)。
なるほどなるほどー。
とはいえ「NISA口座 ランキング」などのサイトを見ると百花繚乱。使い始めたらA社は○○がイマイチ、B社は××が使いにくい、などわかるのでしょうけど、NISA口座は一個しか持てないわけだから全部試すわけにもいかないのですよね。
で、迷ってしまい、数社のサイトを見てはうーんうーんうーんと悩む日々。
とはいえいつまでもぐずぐずしてはイケナイ、と腰を上げて一社を選び出してようやく手続きをしたのが3月のこと。オンラインで済むから楽だわーと甘く見ていたのに、郵送されてきた申込書類を見たら今NISA口座がある金融機関に金融機関変更の申し込みをして「勘定廃止通知書」なるものをもらわなくちゃいけないとのこと。
ネットバンキングで出来ないものかとその地方銀行のサイトをすみからすみまで探したものの、NISA口座の開設やら投資に関しては山のようなページがあるのに、廃止の手続きは一切ない。ホントに、一切ない!!
他の銀行はどうなのかと調べてみると、やはり「店舗まで直接行って」手続きしないとダメっぽいのです。えーーー、もう転居してるんだよーーーー。
そんなこんなで平日に休める日をやりくりして(片道2時間)、ようやく店舗に出向いたのが今月半ば。事前にweb予約なるものをしていったので、待たされることもなく、あっという間に手続き終了(10分もかからなかった。片道2時間もかかったのに)。
口座を廃止するにあたって何か理由を聞かれるのかなと思っていたのですが、そんなこともなくあっさりと済んだので拍子抜けでした。向こうとしても遠くからわざわざ来ているのはわかるし(住所変更はしてあるから)、さらにNISAで利益が出るどころか大損失しているのもわかっているから、引き留めようとも思わなかったんでしょうね。お茶の一杯も出ませんでした(期待してないけどね)。
というわけで、地方銀行でNISA口座を開設している方は、転居することが決まったら引っ越し前に口座を変えておいた方がいいです!!! というのが教訓。