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懐かしのオランダ菓子

先日無印のお店に行ったら「世界のお菓子」というシリーズを見かけました。いろんな国に伝統のお菓子があるので、少しずつ取り上げていくみたい。

で、見つけたのがなんと「ストロープワッフル(stroopwafel)」、オランダのお菓子です(オランダ語読みなら「ストロープヴァッフェル」)。

小学校高学年から中学という多感な時期を、私はオランダで過ごしました。当時私は大変に太っていたのですけれども、その一因がこのお菓子かもしれない、というくらいバクバク食べてました。この、なんともいえない、ねちっとした食感がたまらなくて・・・(うっとり)。

どんなスーパーでも売っているくらいメジャーなものなので、基本的には数枚まとめて袋に入った状態で売られていたのですが、その場で作って小売りしているようなお店もあったのです。その場合は温かいのを一枚買ってその場ではふはふ食べる。そしてまた太る(ぎゃー)。

いや、太っていたのはこればかりのせいではなく、ポフェルチェス(poffertjes)のせいもあるかもしれない。

たこ焼きみたいなサイズと形の小さなパンケーキのようなお菓子です。地域によって違うのかもしれませんが、バターで半ば揚げ焼きされていて、粉砂糖がたっぷり振ってありました。そりゃ太るわ。

あ、いや、太っていたのはパンネクーケン(pannenkoeken)にも一因があるか。

英語だとパンケーキですが、イメージとしてはパンケーキよりクレープ。でも日本のクレープ(中にクリームやフルーツを入れてくるくるしてあるもの)とは全然違って、お皿の上に平べったいまま出てきます。甘い系もあるけど、しょっぱい系もある(ハムとかチーズが乗っているの)。

甘いものじゃないといえば、パタット(patat)。フライドポテトですね。これがもう、至る所に屋台があって、しかも美味しいのです。オランダ人はちょっと甘めのマヨネーズをつけて食べるのですが、私はマヨネーズが嫌いなので、当時からプレーンでばくばく食べてました。ああ、そりゃ太るわ・・・。

という数十年前の記憶が無印の店頭でよみがえりました。あの、一袋に何枚もギッシリと入っていたstroopwafelが、一枚単位でこんなに仰々しく売られているとは、ねえ。