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茶道経験があるなんて言えない

何の因果か、今週金曜日にお点前を披露することになってしまいました。

海外から研修団が来るので、職場で何らかのおもてなしイベントをすることになったのです。私がちょっとだけ茶道をかじったことがあるというのがなぜかバレて、それを披露してほしいとのこと。とはいえ私の経験値は本当に浅くて、本当にわずかに「かじった」程度なので、経験者の方からみたら噴飯もの。職場にもっと経験者はいそうなものなのですが、誰も名乗り出ないというのは、本当にいないのか、あるいは茶道をやっている方は控えめなのか(ため息)。

しかしため息ばかりついていても仕方がないので、手伝ってくれる人を数人集めてお茶会団を結成しました。これで何とか乗り切れるかと思ったのですが、「経験値ゼロ」を見くびっていました。本当に、何も出来ないし、知らない!!

仮に小さいころ、それが幼稚園児であったとしても、茶道体験をに参加した経験があるだけでも全然違うのですね。お碗にお抹茶を入れて、茶筅でシャカシャカシャカ・・・とかき混ぜる作業さえ知らないので、なんだか面食らってしまいました。もちろん「茶筅」や「茶杓」、ましてや「お棗」などという単語は通じないので、日本人同士なのに会話が通じないというカルチャーショック。

裏方としてお茶を点ててもらおうとこの数日練習をしているものの、口で説明してもよくわからないみたいで・・・。

ぐるぐる撹拌するばかりで泡が立たない

しかし私に他人の心配をしている余裕はないのです。あと数日で、なんとか、なんとか、見られる程度のお点前が出来るようにならなくては・・・。