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会釈から始める対人関係

日常で会釈(えしゃく)するというと、軽い挨拶、少し頭を上げる、軽い黙礼を意味します。
本来の仏教用語としての意味は、異なった説や対立する概念を取捨選択して、上手く按配する事を意味します。
会通(えつう)とも言いますね。
仏教の教義上で齟齬(そご)があれば、その両者の会通をとること、また難解な教義の解釈をしていく事を意味し、語源は中国仏教の用語『和会通釈(わえつうしゃく)』に起因します。その言葉が時代を経て会釈や会通となりました。

現在では、単に挨拶やおじぎ等の意味となりましたが、それでも対立する考え方や立場が異なる者同志がお互いに歩み寄るきっかけとして〈会釈をする〉というのは大切な心掛けではないでしょうか。

国や地域、人種や性別、または宗教などの違いによって対立したり、理解出来ずに争いになる事が間々あります。大なり小なり国家間から個人間まで対人関係がこじれる原因ともいえるでしょう。
その際に、いきなり対話は難しい、挨拶も少しハードルが高いという場合こそ、〈会釈〉から始めてみると良いと思います。
軽いおじぎ程度の〈会釈〉が、お互いの認識の違いや立場の違いなど、隔てる壁を溶かし、歩み寄る最初の一歩となることでしょう。

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