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干支のおはなし

新年あけましておめでとう御座います。
今年は壬寅(みずのえとら)という干支(えと)ですね。

一般に干支というと、十二支の動物を思い浮かべるかもしれませんが、本来は十干十二支(じっかんじゅうにし)の事をいいます。
十干とは、甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)の10種類からなります。(まるで鬼滅)

もともとは日にちを数える為に用いられていました。
十干ですので、月の始めから甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸と数えていくと10日で一旬します。1ヶ月に三旬しますので、月を三等分して上旬・中旬・下旬と呼んでいました。

この十干に十二支を掛け合わせていくと60通りの組み合わせが生まれます。
60年で一つのサイクルを成すので、60歳で還暦とお祝いするのは、この干支に由来しています。
昔の人は、この60年サイクルを観察していると、この年はこういう年になりやすい、こんな事が起こる、というように法則を見出していました。

今年の壬寅という年を紐解くと、壬という年は「厳冬・静謐・沈静」といったように耐える意味合いが強い年です。しかしただ耐え忍ぶのではなく「陽気を蓄える」という意味があり、これから訪れる春に向けて、エネルギーをチャージしていると思って下さい。
そして寅というのは大地を力強く踏み締める動物です。
また寅という字は「「螾(みみず)」に通じ、春の発芽や誕生を表します。
そのような壬寅という干支の組み合わせは「新しい時代の礎をつくる、足元を固める」という年になります。

年が明けましたが、まだ世の中はコロナ禍です。
沈静、厳冬として蓄える時期が続きますが、春の芽吹き、発芽の時期が近いという希望を持って、心穏やかに体健やかに今年1年楽しく過ごしていきましょう!!

続きは随時更新していきます。
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