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雨降らし


鯉のぼりが風ではためいていた、それに気づいたのは雨が強くなってからだった。

雨の日は心が寂しくなりがちで
突発的にニヒリズムに苛まれる

あの時の憧れの写真家すら、今では妬んでしまっているような気がして···

空を仰いだ、
薄ら青い空が厭に広がっていただけだった。


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