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2023年の抱負と

お久しぶりです。そしてあけましておめでとうございます。
先日、今年初めての歌会に参加したのですが、ほとんどの人があけましておめでとうを言っていなくて、僕も忘れていたんですけど、それがどことなく可笑しかったです。
今年も短歌頑張っていきます!

ほとんどnoteを更新していない怠惰の怪異なのですが、まだ人間の形を保っているので、今年も去年の振り返りと今年の目標立てはしなければと思いました。

さて、去年の目標を振り返ると、披露する、読む、洗練するの3つでした。

まずいなあ。去年を一年やってみて足りてないなと思っていたことばかりではないか。

さすがに全部ダメでしたーでは何にもならんので、去年を反省する形で色々と記録していきます。

まず、披露するに関して、確かに全然発表してないですね。11月ほどで20くらいしか発表しておらず、さすがにまずいと思い12月に歌の日にちょこちょこ参加していたので、大体40首くらいでしょうか。だけど作った歌は決して少なくはなく、300首以上は作れていると思います。
というのも、創作頑張ろうの会で50首、それと百首会に参加して100首をそれぞれ一日で作ることが出来ました。一日に集中して多作するイベントに参加するのは今年が初めてで、不安もありながら飛び込んでやってみるというマインドでできたことは良かったことですね。100首も無事に達成し、短歌の瞬発的な筋力がついてきたのも良いことだと思います。

次に新人賞。一昨年は四つの新人賞全てに出しましたが、去年は二つしか出しませんでした。出しませんでしたというか、上手くまとまらなかったり考える気力が落ちたりして、締め切りに間に合わなかった分が二つあるという方がいいですかね。結果として悔いが残っているので、結果よりもまとめ切ることを今年は意識しようかな。
ちなみに、去年は北海道新聞短歌賞にも応募しました。過去作も多く混ぜつつこれまでの自分のベストな100首を出したので、ここで箸棒だったのは正直かなり堪えました。まあこれに関しては仕方がないですね。もう切り替えはできました。加えていうと、あと一年でも早く出していたら良かったなぁという気持ちもあります。

引き続き歌会はたくさん出ました。去年から始まった窓辺歌会という対面歌会に何度か参加させてもらい、拠点ともいえる場所が出来たことが、去年の一番の収穫でした。顔見知りも増えて、文フリが3倍程度は充実した時間になったり。今年はさらに交友関係を広げるための行動をとってみたいですね。

去年は作歌の態度として、写実を大きなテーマとして取り組んでいました。これは嶋稟太郎さんの『羽と風鈴』を読んだ影響ですね。僕はいろんなタイプの歌を作るので、まあ作風が全然定まっていないともいうんですけど、写実はどんな場合でもプラスに作用しやすいかなということもあり意識していました。筋力をつけるということですね。今年も引き続き意識していきたいです。


去年の振り返りはこんなところでしょうか。それでは今年の目標を立てていきましょう。

実際、去年と一緒でもいいくらいなのですが、ちょっと変えました。披露する、洗練する、取り入れるにしようと思います。

それぞれ詳細を簡潔に。

披露するは作品の発表の場を設けること。歌会用の歌や新人賞用の歌だけではなく、発表するための歌も作って行こうと思います。短歌はコミュニケーションツールみたいですからね。(なんか最近は本当に短歌が流行り出しているような気がしますよね)

洗練するを二つ目の目標にランクアップさせました。昇給です。
去年は多作の過程で駄作が多く生まれたので、やりがいがあるかなと思います。加えて、新人賞に出せなかったことにも表れている根気のなさみたいな所が、そのまま洗練されてなさにつながっている感じも痛感しているので、行動を意識につなげる感じで、推敲に力を入れていきます。

取り入れるを読むの代わりとして立てました。歌集も好きな歌を覚えるようにしたり、引っかかりのない歌も立ち止まって吟味してみたり、そんな読みをしたいです。歌会とかでも自分の感性から外れた歌の読みが全然できてないなあと感じる場面が多々あったりもしたので。より短歌を楽しむという観点からこれはやっていきたいです。
あとは、今年も色んな歌会に参加したいと思っているんですけど、司会の仕方をちょっとよく観察して色々盗んでみたいかなと思っていたりもします。僕が不定期で開催している無法歌会もおかげさまで続いている中で、司会がもっと上手ければなと思うことがこれまた多くてですね。司会の課題については、相手の話を聞いてそれを咀嚼する瞬発力が肝かなという感もあるのですが、方法論としてそのまま転用できることもあるかもしれないですしね。


改めまして、今年もよろしくお願いします。そうこうしている間に1月が3分の2終わってしまってやばいです。短歌研究新人賞もまだ完成していません。ネプリを完成させると言って半年以上経っている気がします。ちょっと気合を入れ直そうと思います。

Twitterを眺めていて、色んな人の色んな報告なんかに嫉妬とか焦りとかを感じることが増えています。短歌をやる中で結果を出したいという軸は実際大きく、それがここ5年続けた感じではマジで鳴かず飛ばずなので、まあ焦る気持ちはそりゃ生まれるだろうなと。そういう気持ちも、何かをやりきりことで浄化される部分もあると思うので、とにかくやり切ってみます!ネプリを完成させたらやろうと思って買うのを我慢しているゲームがあるんだ!

あと去年、創作用にiPadを買いました。スマホだとYouTubeとか開いちゃうので、広義のデジタルデトックスですね。この記事もiPadで書いています。五十音のキーボードで、フリックで半濁音や拗音、促音を打つのに慣れてきたところに、「ょ」を打つために「よ」を上に持って行こうとすると、重要なアプリのリストが浮き上がってきて、なまじ「ょ」わりと使ったもので、何だかなぁって感じでした。

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