十把⑨ 2021.2.21昼

凄くいい経験になったなあと思いつつ、一旦おしまいでいいなとも思います。疲れた。
月に100首すら作ったこともないですからね。
やりきることもそうですけど、自作が1週間でこんなに増えたことにもびっくりしています。
前にも書きましたけど、本当に自分がどの位できるのか分からなくて、手探りの中で始めましたけれど、こうやって最後までやり遂げることができたこと、嬉しく思うとともに自信にしていきたいです。

すみません、つい最終回の日記を書いてしまいました。
今回を入れてあと二回、あと少しですがおつきあいください。

9首

もし君が勇者になると言うのならマグロ解体ショーは見ちゃダメ

政府から一人に一個配られた盗聴器やや大きいけれど

あいうえお作文をして間違って死んでしまったイルカが跳ねる

作り置きした魂が保冷庫の中でゆっくり眠れるように

朝に見た時はまだ夢だったのになんて可愛い光になって

本当に天使みたいと思うから記憶にも無いことを話した

肩書きに予報士とだけある人の気象だろうかこの世のすべて

純粋な劣等感がヤクルトの容器の底にくっついていた

おっとっと思い出したよ本当のなかまたちなどいないんだった


(48分56秒)



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