十把⑧ 2021.2.21夜

結構佳境に近づいてきました。
パソコンでこいこいをやっていたらついつい何回もやってしまって時間が遅くなりました。
なのでとっとと終わらせたいなと思っています。
さすがに疲れが見えてきました。

基本的に僕はインターネット上で活動してきましたけれど、大体がtwitterで短歌を発表していたんですね。
ある人からは枡さんはtwitterで短歌を発表している人という印象を持っていると言っていただいたこともある位なのですが、最近twitterに投稿するのは自分にあまり合ってないんじゃないかなって気がしてます。
それを踏まえていたわけではないのですが、この企画でnoteに短歌を流すようになって、割といい感じかもってなってます。
例えるなら、twitterがマンションの掲示板に公開している感じだとすると、noteは自分の部屋に招いて見に来てもらっている、という違いがある感覚です。
あれ、ただのコミュ障なだけでは?

9首

デパートのドアを引くとき振り返り離れた僕を見て向き直る

駅前の高校生の集団が消毒をして笑顔になった

唐突なバッドエンドを告げるよう十一月の柳に嵐

バッターがダブルプレーを受け入れるときの走りを改札でする

恩返しの鶴が素材を妥協して編む童貞を殺すセーター

世の中に認められないYouTuber所属事務所の宛先を書く

僕に会うためにわざわざ分が悪い勝負を買って出ている天使

太陽に不戦勝して降る雨が地に落ちたとき限界を知る

色鬼で半透明と言ったきり僕の姿が見えなくなった


(55分24秒)



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