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観察の力を取り戻す旅

今日の勉強会で「アート」について学び、心の奥深くで眠っていた何かが目覚めた。長い間、私の中でモヤモヤとしていた霧が晴れ、クリアな視界が広がった瞬間だった。

それは「観察」の力。この急速に変化する世界で、私たちは忘れかけていた大切なものを思い出したのだ。

刻一刻と移り変わる時代だからこそ、一つのものに向き合い、じっくりと観察することの重要性が際立つ。次々と新しいものを追いかけるのではなく、目の前にあるものをあらゆる角度から見つめ直す。そこに、真の豊かさがあるのではないだろうか。

SNSやテレビ、そして私たちを取り巻くメディアは、常に新しい刺激を求め、人々を飽きさせまいと躍起になっている。技術革新のスピードは、私たちから思考する時間さえも奪おうとしている。

生成AIの登場以来、私は自分自身が一つのことに深く向き合う機会を失っていることに気づいた。この「観察する力」の喪失は、私たちの視野を狭め、本当の幸せからどんどん遠ざけているように感じる。

毎日が刺激的で忙しいはずなのに、心の中にぽっかりと穴が開いているような虚しさ。幸せになるため、人生を充実させるために忙しくしていたはずが、それが逆効果になっているのではないだろうか。

今、私は自分自身を見つめ直している。思考をスローダウンし、粘り強く観察することこそが、本当の幸せへの道筋なのではないか。この気づきは、私の人生の転換点となるかもしれない。

アートが教えてくれたのは、ただ見るのではなく、観察することの力。それは、この忙しない世界で失われかけていた、人間本来の豊かさを取り戻す鍵なのかもしれない。

これからは、一瞬一瞬を大切に、周りの世界をじっくりと観察し、その中に隠れた美しさや意味を見出していきたい。それこそが、真の充実と幸せにつながる道だと信じている。​​​​​​​​​​​​​​​​

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