燃える秋と11月最後の朝のこと。

画像1 そろそろ秋は終わりだなぁと思って写真を整理していたら、この写真が私に語りかけてるような気がした。「君が撮った秋はまだ、こんなにも赤いよ」と。そういえば、いつもなら紅葉なんて、ほとんど見もしないままに、秋が終わったのかも知らないでいたけれど、こうして見て感じて撮った写真によって、今の私は季節を感じている。よかった。何か大切なものを得たような気がする。
画像2 そういえば幼い頃、よく焚火をしていたなぁと思い出した。今は火事になりかねないし、危ないし、見ることすらなくなってしまった。焚火ってとても優しい暖かさなんだよね。焚火だと火が怖くないのが不思議。いつまでもずっと見ていられる。気づけばそんなふうにして、なくなったものがたくさんあるような気がする。それすら忘れてしまって、ずっと前を進んでる僕らは、きっと、時々、振り向くことが大切なんだろうな。などと思った11月最後の朝のこと。

最後まで読んで下さってありがとうございます。大切なあなたの時間を使って共有できたこのひとときを、心から感謝いたします。 青木詠一