ワクワクする未来を創る権利
やっぱり飛行機は苦手だ。
気流で揺れたとき、椅子の下に地面がないことを思い出してしまう。そしてきまって「今ここで死んでしまったら・・・」という考えが脳裏をよぎる。
今日も出張中の機内で案の定そんなことを考えた。そして死ぬ前に言い残すことがないか考えて、そういえば書きたい書きたいと思って手をつけられていなかったブログのテーマがあったので(そんなに大それた話ではないけど、笑)、それを書く時間にあてることにする。
2018年、Runtripは新しいフェーズに入ろうとしている。
創業前に描いていた「事業の骨格」がやっと揃いつつある。骨格とは、「”ロケーション”と”コミュニティ”を見つけられる機能」と「情報発信機能」を持つということ。
その骨格らしきものを引き続き太く丈夫にしつつ、これからはその上に強くしなやかな筋肉をつけていきたい。それができる「チーム作り」に取り組む。
新たなチーム
チームメンバーには、大きく2つのタイプがあると思っている。
1つは、内側からサービスを大きくしてくれるメンバー。この人たちは、サービスのコア・核となる部分を担う役割。
そしてもう1つは、周りでサービスを支えてくれるメンバー。こちらは、コアメンバーの周りで声援を送ってくれたり、死角部分の支援をしてくれる役割。
この周りで支えてくれるタイプのチームメンバーを作るべく、Runtripは年末から新しい挑戦を行った。それが「Runtrip Founders」という仕組みだ。これは、Runtripという船に乗ってくれる全国の”熱量の高い個人”の集まりの総称のこと。
風が吹いたら飛んでいってしまいそうなスタートアップの事業成長には、「ここで絶対に手を離さないぞ」という熱量が必要になる。その熱量は、いかにジブンゴト化できるかで決まる(ような気がする)。そしてジブンゴト化するには、お金を出してもらうのが一番いい(と思う)。
だから僕たちは、高い熱量でたくさんの人に手を繋いでもらうべく「株式投資型クラウドファンディング」という手段を用いて、Runtrip Foundersを募集した。
そうしたら、全国から100名を超える方たちが手を上げてくれた。もちろん、単純に未公開株に一口乗りたいという方もいるだろうが、「Runtripが目指す未来」にワクワクしてくれた方も沢山いた。
先日、コミュニティ化するためのキックオフとして「0回目ミートアップ」を開いた。平日の夜、突然の開催だったにもかかわらずたくさんの方が参加してくれた。(Foundersは全国規模のため物理的に来れない方がいるのが残念)
よく、100名もステークホルダーがいたらコミュニティ管理が大変じゃない?という質問をもらう。
しかし実は、このコミュニティ運営も大部分をFoundersメンバーにお任せをしている。なるべく「運営メンバー 対 Founders」の図式にならないように、同じ立場で同じ方向を向いたコミュニティを目指して、Foundersメンバーが心地いいと思える仲間作りをしてもらっているのだ。
まだまだこれからスタートだが、きっと面白いカタチのチームになるんじゃないかなと思う。これからいよいよオンライン上の専用グループを開設する。
未来づくり
Runtrip Foundersの特典には、いわゆる株主優待的な「××が安くなる」とか「◯%引き」といった金銭的なインセンティブはない。あるのは「一緒に未来を創れる権利」だ。(詳細はこちら)
もちろん、ビジネスという手段を用いてカルチャーを普及させようとしている以上、経済的な結果を出す必要があることは大前提としつつ、それでも、いつまでも一緒に、ワクワクする未来を創り続けられる権利を提供できる会社でありたいと思っている。
「もっと自由に、楽しく走れる世界の創造」
これがこのタイミングで新しくつくったコアバリュー、顧客への約束だ。スポーツによって豊かな人生を送りたいすべての人々が、世界中どこに行っても走りたくなる道や一緒に走る仲間に出会えるような世界を、明日もコツコツとつくっていきたい。
なにはともあれ、飛行機は無事に着陸してくれてホッとした。
※ちなみに、内側から一緒にサービスを大きくしてくれるメンバーも募集しています!
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