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ネッシーをガチで探してみた

【この記事の内容は】

TOEIC専門塾「英語屋」講師が書いています 
・英文記事やウェブページから「TOEIC的」でありながら「大人が興味を持つようなネタ」を探してご紹介。
・読解問題もご用意していますので、ぜひ挑戦してみてください。
・一番最後には、簡単な和訳と解説も。

【Pre-Reading】

日本のツチノコと、ネス湖のネッシーと言えば「見たという証言者が複数いる」「何度も探索してみた」「でも見つからない」という共通点が多いですが、皆さんは存在すると思いますか?

私はどちらも「アヤシイ」と思ってますが、世の中には存在を信じている人はたくさんいるわけで、今年8月には、ネス湖で大規模な探索が行われたそうです。

今までとは違う、その新たな探索方法について、ぜひ読み取ってみましょう。

【問題に挑戦】

Q: 今回の探索に使用されなかったのはどれ?(NOT問題)

(A) ボート
(B) ドローン
(C) 水中の聴音機
(D) 人工衛星

↓ 記事はこちら

記事を読んで、問題を解いてから次に進みましょう。

【Side stories】

ネス湖のネッシーのことを英語では「Loch Ness monster」と表記します。
Lakeではなく Loch なのは、スコットランドの言葉だから。「ロック」もしくは「ロホ」と発音します。

ネッシーも発音要注意。「ネスィ」のほうが通じやすいです。

スコットランドの北部にはたくさん湖があって、どれも「 Loch ~」という名称が付いています。ほんとうに美しいところが多くて行ってみたいのですが、車じゃないと行けないところばかり。・・誰か連れてってくれません?

【正解&和訳】

Q: 今回の探索に使用されなかったのはどれ?(NOT問題)
 (D) 人工衛星

Hundreds of hopeful volunteers
 期待に満ちた何百人ものボランティアが
joined a two-day hunt for Scotland’s fabled Loch Ness monster
 2日間の探索に参加した、スコットランドの伝説的なネス湖の怪物の、
on Saturday and Sunday,
 土曜と日曜に、
in what organisers described as the biggest search
 (それは)主催者が最大の探索と称するイベントだ、
for the elusive “Nessie” in more than 50 years.
 この見つけにくいネッシーのための、ここ50年以上の間で(最大の規模のイベント)。

The Loch Ness Centre,
 ネス湖センターは
which partnered with voluntary research team Loch Ness Exploration
 ボランティアの探索チーム「ネス湖探検隊」と連携している
to organise “The Quest”,
 この「探索会」を主催するために、
said they would be using surveying equipment
 (そのネス湖センターが)いうことには、彼らは調査器具を使う予定だ、
that had not previously been tried at the loch,
 (それは)過去にはこの湖では使われなかったもので、
including thermal drones.
 それには温度を測定するドローンも含んでいる。

👆まずはこちらで (B) ドローン は正しい情報だとわかります。つまり、不正解。続きを読んでみましょう。

Volunteers from around the world
 世界中から集まったボランティアたちは
were allocated locations around the 23-mile (37-km) long lake
 配置された、周囲23マイル(37キロ)の一定の位置に、
from which to monitor for any signs of Nessie,
 その場所から、ネッシーのいかなる気配をも監視するために、
while others took to boats.
 その一方で、他の人達は、ボートに乗って探索した。
A hydrophone was also used
 水中聴音機も使用された、
to detect acoustic signals under the water.
 水中の音響信号を検知するために。

👆この部分で、(A) ボート、(C) 水中の聴音機 も正しい情報だと判明。

消去法で、正解は (D) 人工衛星(=satellite)。この情報はこの記事には書いていませんでした。次にやるときは、これも使うかもしれませんけどね。

hydrophone は少し難しい単語ですが、

hydro (水の、水力の)
★水素を元素記号では H と書くのは hydrogen の頭文字だから。

phone (音声)
★ earphone (音声を聞くために耳に付けるもの)、telephone(遠くの音声が聴けるもの)

と、語源から考えると簡単に推測できますね。ちなみに、hydrocultureは(水+耕す)=水栽培のこと。

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