【英語は鉄道と重ね合わせて覚える】6、ヴィジョンを基に、設計図をつくろう!
大概の方は、初めて何かを作るときに説明書を見るかと思います。
この説明書を読むことにより、初めての方でも完成時のイメージが湧くだけでなく、どのように進めていったら良いかも一目でわかります。
「見なくても作れる!」というように、センスのある方は羨ましいですが、そのような方はごく少数かと思います。
同様に、鉄道建設に携わる場合も設計図や作業工程を決めて、完成のヴィジョンを描いてから工事をスタートさせます。
これはとても重要なことです。作業に着手するときに見る設計図の段階で、ヴィジョンが完成していないものは存在しないのです。
ただ、「完成のヴィジョン」とはいっても、「鉄道をつくる」ということが目的にしている方はいません。
その背景には、「その地域の人々が移動しやすい交通網づくり」であったり、「鉄道や駅を拠点とした地域の活性化」など、鉄道がもたらす何か良いことが見込めるからなのです。
このように、そのヴィジョンを達成させてどのような目的を達成したいか?を考えていくことが重要です。
皆さんは、英語を学習するときに、設計図を作りますか?
大概の方は、「何を言ってるの?」と思われたかもしれません。しかし、そう思われた方は設計図を作っていない事がハッキリとしました。
僕は、自分のヴィジョンを基に、自分だけの設計図を作り、常に持っています。
それは、いつまでに、どうなっていたいか?を自分自身で明確にするための大切なものです。
これがあるから、「どのようなフレーズをいつまでに覚えたら良いか?」を明確にすることができているのです。
僕の場合は、「英語を始めてから、1年以内に英語アナウンスをする!」という目標があって、それを達成するための設計図を作りました。
あなたも日頃から、気付いていないだけで、無意識的に物事のヴィジョンを考えているはずです。
例えば、「毎朝起きたら、一杯の水を飲む」ということもそうです。
「睡眠時には身体の水分が失われるから朝一で水分補給をする」とか、「冬などの乾燥している季節は喉を潤す」と考えは人それぞれではありますが、「自分の体調を整える」という考えを持って実行している方もいるはずです。
これも、水を飲むことにより、「自分の体調を整える」という、立派な設計図です。
こういう目標を立てられる方は、自分が起こす行動の完成形が、ヴィジョンとして見えているということです。そして実行もしています。
この考えを英語にも当てはめることができます。ヴィジョンを基に設計図を作ることをどうぞ楽しんで学習してみてください。
●タイトル
「車内アナウンスに革命を起こした「英語車掌」の英語勉強法」
●ISBN 13 :9784860645946
●ISBN 10 :4860645944
●出版社:ベレ出版
●価格:¥1,300+税
●発売予定日:2019.9.11
●Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4860645944/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_GzWdDbASP2B41
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