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知識を増やしても本質的な英語力は身につかない


英検準1級のサポートをしている受講生さんから
質問が届きました。


「前回の添削では、
such as の前にコンマがなかったのに、
今回はなぜコンマが必要なのですか?」


あなたが同じ疑問を持ったとして、
もし、
「such as の前にはコンマをつける(つけない)」
と暗記するような学習法をしているとしたら
とっても危険です!!


なぜなら、
「教えてもらった知識を丸暗記する」
ような学習では
決して英語が身につく日は
こないからです。


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第二言語習得論における言語の習得プロセス

第二言語習得論では、
言葉の習得のプロセスは、
以下のように進むと考えられています。

インプット→気づき→インテイク→統合→アウトプット


知識として、
何かを「インプット」しても

その知識に対し、
「気づき」以下のプロセスが続かなかった場合、
アウトプットには至らないという説明です。


ですから、
「なんでかな?」と思うことや
「こういうことかな?」
と推論を立ててみることがとっても大事。

これこそがまさに「気づき」だからです。

英語を身につけたければ「気づき」を大事に!

「気づき」に良いも悪いも
高尚も低俗もありません。

「自分の感情」が全てです。

自分主体で英語と向き合うと、
必ずなんらかの
「気づき」が生まれるはずです。

すると、
「気づき」が生まれたものの一部が
自分の中に取り込まれる現象=インテイク
が起こります。


そこで、”気になった”箇所を調べ
・文法「知識」を得たり
(気にならない箇所は、スルーでOK!)

・たくさんの英文に接する中で、

「どうも、コンマがあると、
ない時に比べて、
意味の切れ目だという意識が強く感じられるなあ」

などの経験が積み重なると
=知識や経験と「統合」され


ようやくアウトプットの準備が整い、
使えるレベルになっていきます。

自分主体で学ぶ

「自分主体」で良いんです。
「自分主体」が言語習得の近道です。

​お仕着せの問題集の英文ではなく
今の自分の
興味関心がある素材で
英語を学ぶ方が、
ずっと早く上達できます♪

同じ時間英語に触れていたとしても
楽しく
ラクだと感じるはずです♪


逆に、
・自分の感覚/感情を無視したまま、
漫然とインプット&アウトプット練習をしたり

(シャドーイングが良いと聞いたから、
とりあえずシャドーイングをしてみる、
みたいな・・・)


・受け身で知識だけを教えてもらう

といったマインドでは

英語についての「知識」は増えても
自分が使いこなせる英語力は
身につかないんです。

あなたは「知識」だけを増やす勉強になってませんか?


もちろん、
あなたの目的が、
英語についての「知識」を増やすことなら
良いのですが・・・。

あなたが英語を学ぶ目的はなんですか?

もし、あなたが英語を学ぶ目的が
以下に書いたようなことなら
ちょっと立ち止まって
学習法を見直す必要があります。


・世界中の人と楽しくおしゃべりしたい
・意思疎通を図って信頼関係を構築したい
・住む場所や働く場所に縛られない生活をしたい
・海外移住をしてみたい
・日本語になっていない情報にアクセスしたい
・ワールドワイドな仕事をしたい・・・


こんなことが目的なら、
受験英語ではなく
コミュニケーション英語を
身につける必要があります。
(ちなみに、コミュニケーションには、
読み書きも含まれます!)


あなたが今毎日行っている英語学習は、
コミュニケーション英語ですか?
​(嬉しいことに!
コミュニケーション力がつけば
その他の力も伸びるんですよ♪)

だから、資格試験を目指す人も
本当は「聞く」「話す」からやる方が近道なんです❤️


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