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【株式投資】オンライン教育業界銘柄分析【三谷商事】

今回紹介する三谷商事は企業向けに建設資材やエネルギー、情報システムの提供を中核に、消費者向け生活関連事業を展開する商社です。

建設土木工事向けセメント・生コンクリートの販売量は国内トップに君臨しています。

主力の企業サプライ関連事業では、セメント、外壁材など建設資材の販売を中心に、石油製品・LPガスの販売、風力発電事業などを行っています。

情報システム関連事業では、情報機器の販売、ソフトウエア開発、保守サービスなどを手掛けています。

最終消費者を対象とした、生活・地域サービス関連事業では、全国に給油所を100余展開するほか、ケーブルテレビ・インターネットなどの提供もてがけています。

2021年2月2日時点の終値は6940円で、PERは17.3倍、PBRは1.26倍、配当は100円で利回りは1.44%です。

コロナ前に6480円だった株価は、コロナショックで4910円まで落ちますが、7月にはあっさりともとの株価を取り戻しています。

10月に再び5770円まで下落する場面がありましたが、すぐに回復して現在の株価に落ち着いています。

業績を見てみると、前年比で売上高はマイナス12.7%、営業益は17.4%と落ち込んでいます。

収益性を見てみると、ROEは7.32,ROAは4.21とまずますですが、どちらも前年比で減少しています。

事業ごとに見てみると、

(1)情報システム関連事業部門

(2)企業サプライ関連事業部門

(3)生活・地域サービス関連事業部門

の3つに分かれており、

(1)では、Windows 10対応による特需が終了したことで売上が減少しています。今後はGIGAスクール構想でのIPad等の商材をパッケージ販売することで利益を上げることを見込んでいます。

(2)では、石油製品価格が下落したことや、ゴンドラの需要や建設資材の販売数量が減少したこと、まだ海外渡航自粛によるODA商社の事業が一時停止したことにより、売上高が減少しています。

(3)では、カーディーラー事業や高速道路のサービスエリア事業の売上が減少したことより減少しています。

三谷商事の株は買いでしょうか?

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