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日本人は100年時代を生き抜けない?日本でLIFE SHIFTを実践するために

最近こちらの本を読んでいます。

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タイトルにぐっと惹かれて
読み始めました。


本の著者について

著者は、
大手生命保険会社に定年まで
勤務し、でも会社員をしながら
執筆活動(複業)をしていた方。


今日はこれを読んで感じたこと
伝えたいことを一つ。


"LIFE SHIFT"100年時代を充実して終えられる日本人はどれだけいるのか。


この本は冒頭から
「LIFE SHIFT で語られる人生100年時代を
 充実して終えられる日本人は
 今どれだけいるだろうか?」

こう投げかけて始まります。


元々は欧米で書かれたこの本。
しかし
組織に所属し、
組織との関係が濃厚な日本人には
その実践が難しいのではないか?



日本人が実践するには、
修正が必要ではないか?
と投げかける。


この本の主旨は
「会社での人間関係が全てでなく
 会社外にももっと居場所を作ろう」
ということを書いているものですが、
今日はそことは違うところにフォーカスし
書いてみます。


企業という枠を超えた日本社会の特徴とは

本の前半に
いかに日本の組織は
自分の会社に貢献し、


自分の会社のために時間を
使ってくれる社員を優遇するか
ということを書いています。


*重要なので初めに言っておくと
会社に貢献する
社員が欲しいのはもちろん
海外の会社や外資も同じです。


日本の場合、こういう社員が
優遇される仕組みになっている
ところ
が問題だと私は考えます。


例えば
・能力ではなくて年功序列
・長くいたら退職金が出る
・会社のために転勤できる人(総合職)は
 出世でき、給料も上がる


この本にはこんな例が書かれています。
他にも私が思うのが
新卒を一括採用し、"真っ白な"
新卒を会社の色に染めていくのが良い
と考えていること。
(海外の場合、大学で専攻内容と
 応募する仕事が、合致している必要がある)

スキルや知識がなくても良い。
真っ白な状態で入社してくれて
会社の色に染まってくれればいいよ!
ってこと。


日本のほどんどの会社が
ほぼ無意識にこの価値観の中で
会社を運営してい
る。
(なぜなら、会社という枠を超え
 それが日本という"社会"だから)

日本企業のあり方が
悪い、と言うつもりはない。
(違いというだけで、
 良し悪しはないからね)


でも、
この仕組みって実は怖くて
「長くいればいるほど抜けられない」
そんな環境。


私が言いたいことは
「なので、仕事を適当にしよう」
ということでは決して
ありません。


自分のスキルや経験が
上がったり、
やりたいことができる
仕事を選び、真剣に
取り組むのは大切。


自分で会社を立ち上げても
そこまで一人ではいきなり
できないから。


なぜならそれがまた次の
ステップアップに繋がるから。
手を抜いて仕事をしたら
それだけのスキルしか
手に入らない。

それこそ時間の無駄です。


私が大切だと考えること

・会社に依存しないこと
・自分のスキルや経験、
 やりたいことが実現できる仕事なら
 一生懸命取り組むべき
・これを踏まえて、
 次のキャリアを積んでいく


ということ。
あくまで人生の主役は自分。
自分主導の人生、キャリアを。


この本についてはまだ書きたいことが
あるのでまた書きます!

気になる方は、ぜひ読んでみてね!


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