つまらない二次会はやめない？

多忙な日々が続く中、昔仲良くしていた友人から一通の連絡が。

「俺、結婚したんだよね」

あのあいつが、まさか結婚だなんて
驚いたと同時に、自分への焦りも感じる。

そんな中、結婚式の二次会があるからとのお誘いがあったので、久々に会えることを考えると断る理由はなかった。

当日、ラインに残っていた二次会内容の詳細をもとに会場へと足を運ぶ。

知っている共通の友人がいるわけでもなく、
自分と彼との関係はバイトのときたまたま趣味のバイクが一緒ということから仲良くなって
遊んでいたような仲だった。

会場に到着するやいなや、席は決まっていないとのことで、内気な僕はドリンクを買う勇気もなく、会場後方の隅っこを選んだ。

ぞろぞろと彼の友人がやってくる。

2〜3人でくるもの。

結婚式帰りのもの。

新婦側の友人。

なぜだろう、帰りたくなった。

俺は彼に会いたいだけなのに。

開演は19:00

時計を見ると19:10になっていた。

これはもう、始まっているのか？

気まずいからスマホを取り出して、昨日撮影したバイクの写真を眺めた。

すると、マイクを持ち出した人が一声を放った。

「えっとー始めたいと思います！」

「なんか雰囲気で進めていきたいとおもいまーす！よろしくー！」

多分司会だろう。

ん？司会なのか？

わからぬまま、ザワザワしている中
ドアを開けて入ってきた。

新郎新婦だ。

重いドアを自分であけている。

司会「拍手〜」

まばらな拍手の中、新郎新婦は自分たちの席はどこだと指を指しながら目的地へと向かう。

司会「えっとーじゃあ今日は2人が出会ったことがとてもめでたいことなので乾杯とかやっちゃいますか！はいみんな今日の門出に乾杯ー」

誰もグラスを持っていない。

ノリのいいギャル5人組が大きな声を出してくれたおかげて場は収まった。

司会「それではしばしご歓談を」

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こんな二次会経験ありませんか？

一生に一度の懐かしい友人が集う場所なのに
まとまりがない！！！
新郎新婦がどう接してきたなどは置いておいて
今まで出会った友人知人が懐かしい思いを抱いてやってきているのにあまりにもひどい泣

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どどん！

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