社員インタビュー第1回：自分の市場価値を高めてくれる最良の場所（コンサルティング第2本部チームリーダー 辻さん）
800社員に、これまでのキャリアからコンサルティング業界、そして800を選んだ理由を聞く社員インタビューシリーズ。
第1回は、事業会社での営業職からキャリアをスタートし、スタートアップ企業でのマーケティング職、マクロミルでのアナリスト職を経て、800でデータコンサルタントとして活躍する辻さんにお話をお伺いしました。
―辻さんのこれまでのキャリアを教えてください。
新卒で日系大手の情報通信企業に入社して、営業職からキャリアをスタートしました。主に製薬企業様への情報分析基盤の提供や、導入したビッグデータの活用サポート等を3年ほど行っていました。その後、マーケティングソリューションを扱うスタートアップ企業でのマーケティング職を経て、800の前身となるマクロミルに転職し、コンサルタントとしてデータマーケティング領域のプロジェクトを推進しています。
―大企業の営業職と聞くと非常にインパクトのある仕事だと思いますが、なぜキャリアチェンジをしようと思ったのでしょうか。
確かに1年目から1億円規模の商材を扱って、お客様への営業活動を行うというのはとてもやりがいを感じましたし、社会人や営業マンとしての基礎を叩き込んでもらったのはとても良かったと思います。一方で、大企業であるためにお客様に提案する内容がモジュール化・パターン化されていたり、営業プロセスの調整や進行管理スキルしか身についていないことに危機感を感じていました。ビジネスの本質の部分に若い年次から関われる機会は限られていたように思います。
―なるほど、大企業で働くことの「安泰」と「成長」のジレンマに陥っていたということですね。
はい、周りの人はいい人ばかりでしたので、もちろん新卒入社した企業でキャリアを積んでいくことも選択肢としてはありました。しかし私が感じていたのは、それだと自身の成長が一つの企業の中でのごく限られた成長に閉じてしまう、ということでした。先の読めない時代だからこそ、自身の市場価値という視点から見たときに、長期的には自分の価値やスキルを高めていけるようなキャリアを歩んでいきたいと考えていました。
―現在はコンサルタントとしてご活躍されていますが、事業会社やスタートアップからコンサルタントになるにあたって不安は無かったのでしょうか。
もちろん不安はありましたが、もともとソリューション営業をやっていたので、コンサルタントとは「営業担当者がLv.100になったもの」というイメージをしていました。つまり、お客様に何かしらの解決策を提案してお客様のビジネスをより良い方向に動かしていくという概念自体は、コンサルタントも営業も同じなので、自分が経験してきたことから大きくギャップがあるとは思っていなかったです。
―「コンサルタント＝ソリューション営業Lv.100」というのは非常に面白い捉え方ですね(笑)。とはいえ、働き方や一緒に働く人という面ではやはり不安はあったのではないでしょうか。
そうですね、一般的にコンサルティング業界の労働環境は事業会社とは大きく異なるだろうという点は不安には感じていました。ただ、私がキャリアの中で大事にしているのはやはり「成長」「市場価値」というところなので、必要な努力をしたうえでスキルアップするということは必定のプロセスだと思っています。キャッチアップしなければいけないところで頑張ることができたからこそ、今は非常に充実したコンサルティング業務を行うことができていると思います。
―マーケティングに関わる領域で仕事を続けてこられていますが、マーケティングの面白さはどのようなところにあるのでしょうか。
私が携わっているのは、主に顧客データや決済データの分析を通じたクライアントのマーケティング活動の高度化というデータマーケティング領域になりますが、やはりデータを使って客観性を持ちながら、クライアントの売上につながる示唆や提案ができるということに面白みを感じています。自分たちが出す分析結果をもとに消費者を動かすマーケティング活動につなげていくことは、クライアントのビジネスに大きなインパクトのあるやりがいのある仕事だと思っています。
―近年様々な領域でコンサルティング企業が増えている中で、800に入社した理由はなんでしょうか。
800の前身のマクロミル時代からコンサルタントのキャリアを歩み始めていますが、私のキャリアにおける領域の軸として「データ」を活用した仕事に携わることを重視していました。転職検討時には他のコンサルティング企業も見てはいましたが、マクロミルはマーケティングリサーチが主要事業であり、データに基づいて客観的に物事を議論・判断する組織文化があると感じたのが魅力でした。また他のコンサルティング企業と比べて、小規模ながら様々な案件があるため、データサイエンティスト、アーキテクト、エンジニアなどの他の職種の方と協働しながらプロジェクトを進めるなど、ベンチャー感のある雰囲気も良いと思いました。
―マクロミルという大企業からのスピンアウトでありながらベンチャー感のある組織というのは、確かにいいとこどりで魅力的ですね。辻さんが800で一緒に働きたいと思うのはどのような方でしょうか。
プロジェクトをうまく進めていくためには、クライアントとのコミュニケーションが重要になってくるので、相手の意見を聞きつつ自分の意見もしっかりと持って、それを適切に伝えられるコミュニケーションスキルがあると良いと思います。また、一つひとつの示唆や解決策を示す際にロジックや根拠を大切にする文化でもあるので、そのあたりの思考スキルもあると弊社でご活躍いただけると思います。
―最後に、辻さんの今後の展望について教えてください。
800では自身がやりたかったデータマーケティング領域のプロジェクトに携わることができて、非常に充実したキャリアを送れていると感じています。これからもこの領域のプロジェクト経験を積んでいって、自分の市場価値を高めていければと考えています。800には尊敬できる人やもっと色んなことを教えてもらいたい人が多くいますし、業務時間を使った自己啓発や社内勉強会の機会など、社員の成長のためのサポートもあるので、皆で切磋琢磨し合いながら自身の成長と会社の成長に貢献していきたいです。
辻さん、ありがとうございました！
800には、様々な業界や事業会社からコンサルタントの道を志して活躍しているメンバーが多数在籍しています。あなたも800で、マーケティングコンサルタント、データコンサルタントとしてチャレンジしてみませんか？
株式会社エイトハンドレッドでは一緒に働く仲間を募集しています
開発
ビジネス
その他