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何でも自分の手柄にしようとしてしまう人へ

最近、仕事をしていて気が付いたことがあります。それは、アイデアの出し方についてです。僕はある時期まで「自分でアイデアを出す」ことが素晴らしいと考えていました。そっちの方がかっこいい!と思っていました。「これあなたが考えたの?なんてクリエイティブなの!」って言われたいと思っていました。

しかし、最近は考えが変わってきました。個人には限界があることに気が付きました。さらに、周りに人と協働する方が圧倒的に面白いものができることに気が付きました。自分1人で出すアイデアを1とすると、チームで協力して出すアイデアは「1+1=2」ではなく「1+1=3」とかになって平均1以上になると思います。実際いろいろあると思いますが、その可能性が高いような気がします。「ステキだね!面白いね!」と言われます。

まとめると、アイデアの出し方は
①自分でアイデアを出す
②チームでアイデアを出す

手柄を独り占めしようと思うと①の方が良いに決まっています。でも、②の方が面白いものができるし、何よりアイデアを出す相手のためになっていると思います。つまり、①は相手のことを考えているけど、同じくらい自分のことも考えていて、②は自分のことより相手のことを考えている割合の方が大きくなると思います。

また、自分でアイデアを出す方がいいと思っている人は、とにかくこれまでの頑張りを認めて!という過去指向で、みんなでアイデアを考えようと言っている人はみんなで良い方向へ行こうよという未来指向なんだと思います。

昔は、こんなアイデア出せたぜすごいだろうって思っていました。自分の満足のためにだったような気がします。でも、今は、チームで協働をしてもっと良いものをその人のために作ることのほうが面白いです。ここは気持ちの差だと思いますが、とても大きな差だと思います。

何でも自分の手柄にしようとしてしまう人へ

それは結局もったいないことかもしれませんよ。

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