#3-4【ジョーカー】 編集後記
どうも、毎日映画トリビアです。
映画トーク系ポッドキャスト番組「深めるシネマ」、トッド・フィリップス監督の映画「ジョーカー」について深める回、編集後記です。
なんだかんだで本編の更新が(番外編を除くと)久々になってしまいましたが、今回のジョーカー回、結構な難産でした…笑。
それはともかくとして、前回までの編集後記は前編、後編に分けて本編中で話し忘れた内容を補足的に更新してました。
今回も同じ形で編集後記を書こうと思い、実際に書き始めてみたものの、何かうまく言い表せない違和感が。
前編・後編通して最後まで聞いて頂いた方には伝わると思いますが、今回の収録はかなりイレギュラーな形になり、僕とTomoheeにとっても不思議な体験になりました。
それは、Tomohee自らがどうしても喋ってみたいと選んだ映画「ジョーカー」について、彼の作品に対する思い入れが強すぎ、そしてその映画が彼自身の抱える問題に直結しすぎていたため、収録中に突然全く喋れなくなるという事態。
喋りを聞かせるためのポッドキャストで、喋れなくなるというのは致命的。この事態に二人とも面食らい、とりあえず「何事もなかったかのような回」を収録するため時間を空けて再収録も試み、録れた約4時間分の音源を編集し直したのが今回の「ジョーカー」回です。
ということで、今回は前編と後編通しての編集後記、そして映画の内容についてというよりは、おそらく深めるシネマにとって(何回か目の)重要な回になった今回のエピソードそのものについて、できるだけ書いていきたいなと思います。
なぜこのような回になったのか、そして、どうしてそのような回に編集したのか。
Tomohee側からの感想は「アフタートーク」音源でも聞けるので、そちらもチェックしてみて下さい。
二人とジョーカー
そもそもなぜここに来て「ジョーカー」を選んだのか。
今回のエピソードの序盤やコミュニティ限定音源のTomohee自己紹介回で彼も言っていた通り、彼にとってずっと思い入れのある作品だったのもありますが、実は彼が最初に「ジョーカー」を見たのは僕と映画館で見た時でした。
この辺の話も実は今回の収録で話しているんですが、思いっきりカットしてます。
僕はその時すでに3回目の鑑賞で、僕が彼を誘って見に行った形。その帰り道も二人で感想を話したんですが、彼はうまく感想を言葉にできなかったそうです。ちなみにその時のこと、僕はまったく覚えていません…。笑
それ以降、度々飲みの席や何気ない会話の中で「ジョーカー」の話をもとに、色んな人生観の話を二人でよく話していた僕ら。それはきっと二人の価値観の違いが一番良く表れる話題だったからかもしれません。
それはさておき、深めるシネマシーズン2を始めるに当たり、課題作品1本目は僕にとって切実だった「イニシェリン島の精霊」を選ぶことになりました。
「次どうする?」という話題になった時に、ここはやっぱりTomoheeの思い入れのある作品にして、リスナーさんに彼のことを知ってもらう方が良いのでは?という僕のディレクター的視点と、単純に「すごくジョーカー好きなやつの話は改めて聞きたい」という好奇心が、彼の「喋ってみたい」という意向とガッツリ重なり、特に揉めることなく二人とも当然のように「ジョーカーだよね」と課題作品が決定したわけです。
事前の危惧
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