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カッコーの巣の上で(1975)

製作、マイケル・ダグラス/ソウル・ゼインツ
監督、ミロシュ・フォアマン
撮影、ハスケル・ウェクスラー
出演、ジャック・ニコルソン、ダニー・デビート、ルイーズ・フレッチャー、ウィリアム・レッドフィールド
WB、133分。

1975年、ジャック・ニコルソン、38歳。
21歳で映画デビューし、1969年の『イージーライダー』の時 32歳。

なんといっても、ラストシーンがたまらない!
あれは明らかにカナダだろうシーンと、出ていくのがインディアンのチーフ(マクマーフィではなくて)ということ。
これはなんとも象徴的に思える。
監督のミロシュ・フォアマンはチェコスロバキア(当時)出身で母親はアウシュビッツで亡くなっているという。
この映画でアカデミー賞監督賞受賞、フォアマン二度目の受賞映画『アマデウス』も、製作者ソウル・ゼインツとのコンビだった。

アメリカン・ニューシネマの観点からすると、『ロッキー』が1976年だから、アメリカン・ニューシネマ最後の映画とみることもできる、かな。??
翌年に『ロッキー』が公開されているのも、まことに興味深い。


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