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映画の賞

藤本賞」について書いたことがある。

それとは別で、映画『電車男』の検索から。

(映画の方ではなくて)テレビドラマ版の電車男役の伊藤淳史→『映画ビリギャル』と見てみた、それで、『映画ビリギャル』の製作者が、2015年新藤兼人賞プロデューサー賞受賞、だけでなくて、2016年エランドール賞(プロデューサー賞・田中友幸賞)と、第35回藤本賞も受賞していることが判った。。!
それで、その各賞をタップ。

藤本賞は東宝設立、現在は一般社団法人映画演劇文化協会主催。藤本真澄を記念して。

エランドール賞は田中友幸が創設していた。
田中友幸も、東宝の人。
これは、けっこう古くて、当初は俳優対象のみだったが、後にテレビプロデューサーも入れて、日本映画テレビプロデューサー協会との団体が主催。

新藤兼人賞は、日本映画製作者協会主催。
藤本賞が映画製作者対象というわりにはそうじゃないから、こちらの方のが、興味深いと思う。。!?←検索継続。。

それから、映画製作者に限らず、音楽プロデューサーとかも含めて、広範囲の賞として、渡辺晋賞がある。

川村元気も、藤本賞以外にも、エランドール賞と新藤兼人賞も受賞している。
東宝の人だけど、この人は、小説も書いていて、なかなか才能溢れてる、感じ。
2010年藤本賞受賞者に川村元気。
「川村元気」での検索の方では、2011年に藤本賞最年少受賞者と書かれてあったが?
ともかく、2010年当時川村元気(1979年生まれ)は31歳。。!!
日大芸卒業で日活で助監督をしたことあったが挫折した(らしい)父親のもとで、幼少時代から映画の英才教育(?なんじゃそりゃ)を受けて育ったという川村元気、
初のプロデュース映画が『電車男』(2005年)、この時川村元気26歳!
これがヒットした、そうな。
これで藤本賞受賞でも良かった気もするが、さすがに若すぎと思われたのか・・?

日本アカデミー賞には、製作者対象の賞あったっけ?

なかった。
日本アカデミー賞を検索してみたら、この賞は、いわくありあり。中心人物は主に東映の岡田茂。
創立当初、黒沢明との論争?があった。黒沢明は日本アカデミー賞に批判的で。
日本にも、アメリカのアカデミー賞みたいなものがほしいということで創立されて、、映画関係者の映画人たちの親睦会的なイベント。

あと、映画批評家大賞があった。
一般社団法人日本映画批評家大賞機構とかいう団体が主催。
協会とか連盟とかじゃなくて・・?
これは、水野晴朗が発起人で、映画評論家による選考。
映画作品、監督、出演俳優の各賞以外に、脚本賞、編集賞、撮影賞金やら、ゴールデングローリー賞(水野晴朗賞)、ダイヤモンド賞(淀川長治賞)、アニメーション賞、特別賞、功労賞など、その年によって設けられたものがあったり、更にはどういうわけか?ミュージカル大賞とかあったりして、多種多彩。
やたら多すぎって感じ。。?!

小説の方の賞は、出版社主催のものが多いという気がするけど、映画の方は、それに比べてみたら多様だ、と思う。
そーいや、キネマ旬報の賞とあった、気がする・・・だけじゃなかった。

TAMA映画賞、毎日映画コンクール、ブルーリボン賞、更に、日本映画プロフェッショナル大賞とか、日本インターネット映画大賞なんてのもあった。
さらに、さらに、湯布院映画祭、横浜映画祭、高崎映画祭など、各地での映画祭で賞があるし、スポーツ新聞社主催の賞もある。

これまた、多種多彩。
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それらの受賞者を見ていたら、けっこう興味深くて、、
勿論それらの賞じたいにも興味はあるけど、それよりもやはり、受賞者人物の方のが興味深かった。

ことに、新藤兼人賞受賞者。

なので、続く。







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