『ワールドオブライズ』
私はこの映画が大好きだ。
リドリースコット監督映画の中では、ダントツだ!、と思う。
『ブラックレイン』(1989)や『テルマ&ルイーズ』(1991)もあるけど。『ブレードランナー』(1982)は?正直なとこ良く解んないし、『エイリアン』(1979)は、エイリアンシリーズでは、私は『エイリアン2』のが好きだし・・
『ワールドオブライズ』について、だ。
この映画が好きなのは、まずはそのストーリー性。難しくない(例えばボーンシリーズの様に&アトミックブロンドは人間関係がチョット解りにくくて・・?)。
現地工作員(ディカプリオ)と上司(ラッセルクロウ)、現地とアメリカ国内の日常生活、アメリカとイスラム国、などの対比が見られるが、何よりも私が好ましく思ったのは、上司の日常生活シーンがあることだ。
その上司はアメリカ国内にいて、子供の世話しながら、(危険な任務中の)現地工作員と話してる、その世話シーンは、子供が属しているスポーツチーム(野球だったっけ?)の見物のとこより、子供をトイレに連れていくシーン、それがいい。。!私にとってトイレにまつわるシーンはとても近しく思う日常なのだ(^_^;))
それで、私にとっては遠い異国のイスラム社会での出来事でも、なんだか現実味をもって見られる。。わけなのです(^_^;)))
アラビア語堪能な工作員のディカプリオが、なんかのおりに上司に『ふん!そこが問題だな』と言う様なシーンがあったと思うが。
その上司はアメリカ国家を顕している!と思った。つまりは、自分たちの価値観を善とする、世界の警察を自認する人物なわけ。
そうして、ラスト。チョットひっかかった。
おそらく優秀であろうはずの(アラビア語堪能な)工作員を、あんなふうに、簡単に?、監視をといちゃうもんなんだろか?
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