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思い出したようにRICOH GXRを持ち出す

久しぶりに使っているRICOH GXR。発売は2009年なので、かれこれ15年前のカメラです。

レンズは50mm相当と28mm相当のGRレンズを持っていますが、写真のレンズは50mmです。レンズキャップは付けず、ラバー製のフードとプロテストフィルターだけ付けて持ち歩いてます。

このカメラはレンズユニットによってセンサーサイズが異なるのですが、50mmと28mmのGRレンズは、APS-Cサイズのセンサーを搭載しています。

このカメラ中古で購入しましたが、背面液晶は表面のコーティングがまだらにはげてひどく見にくいものでした。表面に保護フィルムを貼ると多少ましになりましたが、それでも写真を撮る時の役には立ちません。(室内だと気にならなくなりますが、屋外だとほとんどダメです。)

そこで、外付けの光学式ファインダーを購入しました。RICOH純正のファインダーもありますが高いので、中国製の安いものをAmazonで見つけて注文。フレーム内に28mmと50mmの視野枠があって、まさにこのカメラ用みたいな製品でした。

ところが黒を注文したはずなのにシルバーが届き、しかも視野枠がちょっと斜めになっているという困った状態です。クレーム付けたら返金してくれたので、実質タダで入手したようなものですが、視野枠が曲がっているので、それを頼りに写真のフレーミングをすると、写真もしっかり斜めになります。

今では発想を変えて、最初からファインダー内で斜めにフレーミングするようにしています。すると時々、写真は何となく真っ直ぐになる。あとは写真データを、後処理できちんと真っ直ぐにしてやればOKです。

このカメラで街頭スナップを撮るときは、厳密なフレーミングやピント合わせを最初から諦めて、パシャパシャたくさんシャッターを切って歩くのがいいみたいです。スナップモードにしておけば指定した距離の前後にピントが合いますし、晴れた屋外なら設定次第で、ほとんどパンフォーカスになります。

カメラ片手に歩いて、面白そうなものが見つかったら足を止め、ファインダーを覗き込んでパシャッと撮る。撮り終えたらまたぶらぶら歩いて、次の被写体を探すのです。

GRレンズ50mmは開放絞り値がF2.5で、センサーもそこそこ大きいので、寄れば背後がかなりボケます。テーブルフォトにいいんじゃないかと思ってるんですが、それはまた少しずつテストしていこうと思います。

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