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KOREA, THE HUNDRED YEARS'WAR / 分断の歴史〜朝鮮半島100年の記憶〜(2021年1月9日劇場公開)

朝鮮半島近現代史、フィクション映画で題材にされることが多いので興味がある題材。

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韓国で公開された時には『100年の記憶』でした。日本語のタイトルもそちらから流用したのだと思います。

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日本に良質の韓国映画を届けてくれているツインの配給ですから、間違いはないだろうと思って観ました。

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朝鮮半島の統一は可能なのかというやや懐疑的なスタンスから北朝鮮、韓国の両方の近現代史をかなりのスピードで編集して見せてくれます。

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北朝鮮の名誉軍人などもインタビューに登場し、どちらか一方の主張に与しないように考慮されています。フランス人監督ピエール=オリビエ・フランソワの俯瞰的な視点がこのドキュメンタリーに落ち着きを与えています。

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"The Hundred Years' War"とはもともとイギリス領土を巻き込んだフランスの内戦です。表向きには朝鮮戦争は休戦状態なので、歴史的に総括するとそういう視点が出てくるのです。教養としてはもちろん、アコーディオンのように統一の可能性が近くなったり遠くなったりする朝鮮半島の歴史には興味がつきません。


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