大コメ騒動(2021年1月8日劇場公開)
赤松陽構造(あかまつひこぞう)によるタイトルで期待は高まりましたよ。
こういうwebCMも映画宣伝手法として成立するのが蛸壺日本映画業界。
しかし、このシーンどうなんでしょうか?迫力のかけらもありませんでした。映画におけるモブシーンは感情爆発ですから派手にすればするほどそれが伝わるのに。
井上真央と室井滋がストーリーを引っ張って行きます。どこかコミカルな味わいのため、米騒動の切実さが伝わりにくい演出です。
女性達が立ち上がる日本映画では、『デンデラ』という怪作があるのでその系譜を期待していたのですが全く違いました。かといってコメディとして突き抜けているわけでもないし。
今の時代に取り上げるべき題材なのはわかりますが、その料理方法はあまりに味気なかったです。
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