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WHERE THE CRAWDADS SING / ザリガニの鳴くところ(2022年11月18日劇場公開)
全米ベストセラー小説の映画化で話題になってます。
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川口論美さんの「終わりが、もう、あの、ページを、破って燃やしたい。」という言葉が、映画を見た後でも刺さります。ラストシーンは切り取りたいです。
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デイジー・エドガー=ジョーンズが演じる主人公のカイアのライフストーリーを軸にミステリと法廷劇が重層的に描かれていて、見応えがありました。同時に散漫な印象も抱きました。
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ライフストーリーにはラブストーリーも含まれますから、その比重が段々と大きくなるのも納得ですが、描かれる恋愛関係は語られていないエピソードが多い気がします。映画では登場人物たちの行動要因が説明不足気味。
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この映画が成功しているのは、フォーダニットのミステリ要素がちゃんとあることで吸引力があります。それから湿地が舞台ということでアメリカの原風景に触れることができるのもその要因。
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原作に惚れ込んだカントリー歌手のテイラー・スイフトが映画の主題歌を自ら書いたのもうなずけます。がこの歌詞は映画を見てから確認したほうが良いでしょう。
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日本でも公開されたら『ザリガニ』という言葉が流行するくらいヒットすればいいですね。
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