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WEEKEND / ウィークエンド(1969年10月25日劇場公開)


追悼 ジャン=リュック・ゴダール映画祭。週末なので『ウィークエンド』。本作を最後に商業映画から離れたゴダール。かなりオンアンドオン。色んなものが積み重なってます。

アポカリプティックなプロットですが妙に乾いた笑いを誘うのが底意地が悪い。

ラウル・クタールの移動カメラが炸裂する前半の長回し。なんでもやろうと思えば出来た頃のゴダールの真骨頂。どんな映画作家も真似ができない孤高の極み。

まだプロットは原型をとどめているので物語を理解することは出来ても、そのテーマは頭の中で敷衍するしかありません。革命への希求ですね私が汲み取ることができたのは。



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