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ゴジラ対ヘドラ / GODZILLA VS HEDORAH(1971年7月24日劇場公開)

子供の頃に観たはずです、ほぼ半世紀ぶりに見ました。もちろんほとんど覚えてませんでした。いろんな逸話がありますが一番大切なのは、坂野義光監督がその後のゴジラの国際化に果たした役割です。

坂野監督、田中友幸プロデューサーに試写を見せたら、えらく怒られて今後ゴジラ映画に関わることを禁じられたと言われていますが、本当はそうではなくレジェンダリーとTOHOを橋渡ししたのが坂野監督です。つまりレジェゴジが生まれたきっかけが坂野監督だったのです。

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造形的にも大きなインパクトを残したヘドラの目は女性性器をモチーフにデザインされ、宇宙から来た生物という設定だったそう。ゴジラ側の見せ場はなんといっても空を飛ぶ場面。公害問題の周知がテーマの映画だったので少し明るい場面を入れる必要のためにゴジラを飛ばしたということです。そんな製作背景を知る由もなくただ公害は怖いということを刷り込まれた記憶しかありません。


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