ブラムハウス映画を観る。TRUTH OR DARE / トゥルース・オア・デア 〜殺人ゲーム〜(2018年12月5日DVD発売)
日本人には全く馴染みのない「真実か挑戦か」ゲーム。そのゲームがあなたを殺しに来る話です。
どういうゲームかというと、友達同士輪になって、誰かを指名して「真実か挑戦か」を選んでと尋ねます。指名された人が「TRUTH」と答えれば指名した人の質問に正直に答えなくてはなりません。「DARE」と答えれば指名した人が命じる事をその場でしなければなりません。
春休みに仲間達と繰り出したメキシコ旅行である男性と知り合い、彼の導きで古い教会を訪れます。
そこで「真実か挑戦か」ゲームをしてみんな呪われてしまいます。分かり易すぎるホラー映画への導入には何の新鮮味もありません。
学校に戻ってから、一緒にメキシコに行った友人達が次々と不幸に見舞われます。その原因を探るべく、ググるんですね。便利な時代になったものです。
あとは想像通り、殺人ゲームです。その描写は「ファイナル・デッド」シリーズを見ている私達には生温いと言わざるを得ません。
面白いのは人間関係が壊れていくところ。このゲーム「挑戦」を選ぶとかなり無理なことさせられるので(そして大抵死にます)、死にたくないから「真実」を喋ると当然そうなります。
イタリア語では「OBBLIGO O VERITA」なんですね。日本にはないゲームなので当然DVDスルーになりました。
『ファンタジー・アイランド』と似たような映画だなと思って調べたら、同じジェフ・ワドロワ監督でした。ブラムハウス・プロダクションズには気に入られてるようですが、観客や批評家受けがイマイチなのは映画として突き抜けたものがないからでしょうね。
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