映画空間 中野

静岡県 沼津市に、コミュニティシネマを作るまでの活動報告。

映画空間 中野

静岡県 沼津市に、コミュニティシネマを作るまでの活動報告。

最近の記事

映画館をはじめたら(仮)

仮定の話。 1スクリーン。30-40席ほど。 4作品を一日で一回ずつ上映。 作品の入れ替わりは二週間に一回。 大人¥1,800、、、 いや、¥2,000になるかもしれない。 2,000×4回で、¥8,000。 ×2回で、¥16,000。 少なくとも、この映画館では、お客さんは、 この金額を支払う。 (どうせなら、、、全部、観たいじゃん!) 映画館の収益は、だいたいが半分のようだ。 ¥1000(鑑賞料金¥2000の場合)×40席で、¥40,000。 ×4回で、¥160,000

    • これからの映画館についてのワークショップ

      • 大学生活、¥500で映画を二本観た話、そして、後悔と展望

        たしか、大学1年生の頃、あれは、夏。 池袋にある新文芸坐(マルハン)で、¥500払って、映画を2本観た記憶がある。何を観たのか、一つは思い出せる。けれども、もう一つが。いや、両方とも怪しい。確か、大島渚『絞死刑』だった。『絞死刑』は、大塚にあるシネマハウス大塚で観た。これは間違いない。この記憶と間違えているかもしれないが、『絞死刑』は数回観ている。映画館で。ディスク販売もされている、されていた生憎、所有していない。YouTubeに、予告編がある。多分、世界一長い予告編。これが

        • 『ナミビアの砂漠』

          今年は、邦画が豊作だそうです。 この表現、自分は嫌いです。 どうなんでしょう、周りの方は、洋画より邦画を観る方が多いのかな。 豊作ではなくて、良作揃いと言えば、抵抗感がなくなります。 良作の一つ。『ナミビアの砂漠』を、横浜のシネコン、T・ジョイさんで観てきました。すでに、こちらでは上映終了になっています。ちなみに、我が沼津でも、シネコンで上映されていましたが、上映期間は、1ヶ月もなく、気づいたら上映終了していました。 この映画、『ナミビアの砂漠』、掴み方が上手い。始まりの

        映画館をはじめたら(仮)

          サイレント映画の上映会📢

          サイレント映画の上映会📢

          好きな映画で自己紹介

          まず、俺は、「胸糞系」と言われる作品が好きだ。一つ、弁解をすると、それを観る時、俺は、視点を変えて観ている。ストレートで観ると、「ムナクソ」トラップにハマる。そうではなくて、ズラして観る。 例えば、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』 ビョーク演じる主人公に焦点を当てて、作品を観ると、ラース・フォン・トリアーという、挑発的な監督のワナにハマる。そうではなくて、ビョークを取り巻く、男たちに焦点を当てて観る。すると、「女に相手にされない非モテ男の話」になる。主演はビョークだが、主人公

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          ミニシアター教(狂)

          「ミニシアター」という言葉を、あのコロナ禍で、耳にした方も多いと思う。あの時、「ミニシアター」ではなくて、「コミュニティシネマ」という言葉が流布されるべきだった。 どちらも定義の不安定さは否めないが、後者は前者に比べて、より包括的な概念だ。「ミニシアター」は「コミュニティシネマ」に含まれる。「ミニシアター」と比較される用語として、「シネコン」がある。 「シネコン」とは「シネマコンプレックス」の略称だ。先の二つに比べて、こちらの方は定義のゆらぎが少ない。 沼津市で考えると

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