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『ロンゲスト・ヤード』ただのフットボール映画じゃない! 町山智浩単行本未収録傑作選12

文:町山智浩
初出:『映画秘宝』2012年8月号

 1975年5月、今はなき渋谷パンテオオンで『ロンゲスト・ヤード』を観た。満員立ち見だった。今の日本の映画館ではめったにないことだ。しかも刑務所で囚人と看守がアメリカン・フットボールで戦う映画。当時の日本ではアメフトはまだルールすらよく知られていなかった。NFLもまだ土曜日の夕方にダイジェストを東京12チャンネルで放送していたくらいだった。主演のバート・レイノルズは、アメリカでは女性誌『コスモポリタン』で胸毛もじゃもじゃのヌードを披露して「アメリカ1セクシーな男」と呼ばれていたが、日本でのヒット作はまだなかった。それなのに、劇場は超満員。理由はたったひとつ。観た人が誰でも「面白い!」と言ったからだ。
「知り合いに、元プロのアメフト選手で、怪我で引退してから、大金持ちの女に食わせてもらってる男がいた」そこから『ロンゲスト・ヤード』のアイデアが始まったと、プロデューサーのアルバート・ラディはDVDの副音声で語る。
「あんたはいつも金で買われてきた。大学のフットボール部にも、NFLにも、アメフト賭博の胴元にも!」
 実際に大学のフットボール選手だったレイノルズ扮するポール・クルーは元NFLのスター。かつてはレッキング・クルー(解体屋)と渾名されたほど破壊力のある選手だった彼がなぜ、引退して、女に飼われているのか。その理由は、彼女が言った「賭博云々」に秘められている。
「あんたの差し歯は誰の金で入れたの? その服は? その日焼けは? あたしでしょ! あんたはねえ、終わった男なのよ!」
 それを聞いたクルーは突然、怒りも露わに女の顔を鷲掴みにして壁に押し付けて床に投げつけた! そして女の車に乗り込んだ。マセラッティのV6エンジンを積んだシトロエンCX、高級スポーツカーだ。クルーはウォッカをガブ飲みすると、アクセルを踏み込んだ。
 女の通報で保安官のパトカーがシトロエンを追い、カーチェイスが始まる。ここで実際に運転しているスタントマンのハル・ニーダムは、後にレイノルズとアルバート・ラディと組んで『グレート・スタントマン』(78年)などを作ることになる。
 ヤケクソのクルーは追っ手のパトカーすべてをスクラップにすると、川に高価なシトロエンを落として捨てた。
「他人の車を川に捨てるとはどういうことだ?」保安官に問われたクルーは笑いながら言う「洗車だよ。ミニチュア保安官」。その保安官は背が極端に低い。
「背を高くしてやるぜ!」そう言ってクルーは保安官に金的蹴り! この映画にはキンタマ絡みのシーンが多いが、『ファイト・クラブ』(99年)のペニスと同じで、フロイト的な意図がある。
 車泥棒、飲酒運転、器物破損、スピード違反、公務執行妨害……数えきれない罪でクルーは刑務所に入った。女と別れりゃいいだけなのに。なぜそこまで? パーキングメーターを切断するという無意味な犯罪で逮捕された『暴力脱獄』(67年)のルーク(ポール・ニューマン)ほど実存的ではないが、クルーの犯罪も、やはり自己嫌悪と空しさによる一種の自殺だ。
 クルーが収監される刑務所は実際に運営されているジョージア州刑務所でロケ撮影された。主要な登場人物以外はすべて本物の囚人や看守だ。忘れてたが、監督は死刑囚を集めて特攻部隊にする『特攻大作戦』(67年)のロバート・アルドリッチ。
「お前、1万ドルでヒゲを剃ったんだって? じゃあ俺は5000ドルで剃ってやろう」
 そう言ってゴツい看守がバート・レイノルズのトレードマークのヒゲを剃り落とす。実はShave off(剃り落とす)には別の意味がある。試合でわざと得点しないこと、敵に点を入れさせることを言う。八百長のために。
「実際にムショを仕切っているのは、ジジイの所長じゃない。この俺だ!」
 看守長ナウアー(エド・ローター)はクルーを恫喝する。
「そしてフットボール・チームを仕切ってるのも俺だ」アメリカには警官や消防士、軍人たちのセミプロ・リーグがある。ナウアーは看守チームのQB(クォーターバック)だ。
「所長は貴様にコーチを依頼するだろうが、絶対に断れよ!」
 そう言ってナウアーは警棒でクルーを激しく打ち据える。
 所長を演じるはエディ・アルバート。アルドリッチ監督映画の常連で、戦争映画『攻撃!』(56年)では威張り散らすばかりで無能で部下を死なせたあげく、小隊長に殺される憎たらしい中隊長を演じていたが、今回の所長のキャラもほとんど同じ。部屋中に看守チームのトロフィーを飾り「フットボールで若者はチームワークの精神を学ぶ。このスポーツがアメリカを偉大にした」などと演説して、秘書にそれを録音させる。看守チームは所長の自慢なのだ。ところがクルーからコーチを断られた所長は「いつまでたったら優勝できるんだ」と看守長ナウアーをねちねちイビる。
 クルーは知らん顔して受付の女の子を口説く。
「立ったまましたことある?」
 受付嬢はキューピー人形みたいな顔に髪の毛をフランケンシュタインの花嫁みたいに空高く盛っている。演じるはバーナデット・ピーターズ。実はトニー賞も受賞しているミュージカル女優で、後にクリント・イーストウッドの『ピンク・キャデラック』(89年)のヒロインに抜擢された。
 所長室から出てきたナウアーはクルーに八つ当たりして警棒で半殺しにする。
 翌日は強制労働。さっそくイジメで朝飯抜き。沼地の泥をさらってまた埋めるという何の意味もない仕事。「スーパースター、ニガーと一緒に働いたことあるか」と看守は黒人の囚人グラニーとクルーを腰の部分で縛る。「黒人は昔からこんな風に働かされてきたんだ」あきらめたようにグラニーは言う。
 しかし敵は看守だけじゃなかった。他の囚人たちもクルーに憎しみの目を向ける。
「あんたはチームを裏切ったからな」
 何でも調達するから「世話役」と渾名されている人のよさそうな囚人が言った。
「銀行を襲ってもいい。麻薬を売っても、おばあちゃんの老齢年金を盗んでもいい。でも、わざと点を取らせるのだけはアメリカ的じゃない」
「みんなそんなにフットボールを真剣に考えているのか?」ちょっと驚くクルーに世話役が尋ねる。
「なんで八百長なんかしたんだ?」
「話すと長くなるぞ」
「いいよ。俺の刑期は8年だから」
 8年とは相当重い。きっと相当デカい経済犯罪をしたのだろう。
「『ロンゲスト・ヤード』は囚人対看守のフットボールについての映画だが、その根底には魂を売ってしまった男の再生と贖罪の物語がある」ラディは言う。
 クルーは晩飯も抜かれた。フラフラで崩れ落ちる彼を、長老の「オヤジさん」が助け起こす。
「消灯時間前に横になると看守に半殺しにされるぞ」
 オヤジさんは34年も刑務所で暮らし、60歳過ぎて出所したときにはシャバに居場所がなく、ムショに戻ってきた。
「実際の刑期は短かったが、30年前に若造の看守を殴ったからね。運悪く、そいつは所長になった」
 翌日も沼地で泥さらい。クルーの隣に来た囚人ロッカがクルーの長靴の中に泥を入れて嫌がらせする。クルーは仕返しに泥をロッカのズボンの中に入れる。
「このギャグはシナリオにはない。ローレル&ハーディのサイレント喜劇にあって、私が監督に進言したんだ」レイノルズは言う。彼のアイデアをアルドリッチ監督は採用した。
「『ロンゲスト・ヤード』の脚本は全然コメディじゃなかった」ラディは言う。アルドリッチも、これまではホラー映画や戦争映画ばかりで、1本もコメディはなかった。ほとんどのギャグは現場でレイノルズたちが即興で演じたものだという。
 炎天下に建てられた営倉で懲罰を受けた後、クルーは所長の相談を受ける。もうすぐ始まるリーグの第1戦でどうしたら看守チームを勝たせられるか?
「弱いチームと練習試合して勢いつけたら?」
「ふむ。じゃあ君が囚人でチームを組め」
「俺はご免です。18ヶ月で出られるんだし」
「看守長を殴ったから、君の刑期はすでに2年から5年だ。仮釈放がほしいなら4週間で囚人チームを作れ」
 クルーは従わざるを得ない。
「歴史だな」所長は勝ち誇ったように言う。「君の気持ち全部読めるよ」つまりクルーの過去を見れば、彼が取引に応じてしまう人間だとわかると言うのだ。
「いい試合を期待してるぞ」
 選手の募集が始まった。世話役がマネージャーをかって出て勧誘する。「看守どもをぶちのめせるんだぞ!」
 それを聞いて、怪力のソニー、大男のサムソン、殺人鬼のショックナーが参加する。身長2メートル17センチのサムソン役はリチャード・キール。この映画の撮影中に知り合った女性と結婚した。「シャバで5人、ムショで2人素手で殺したカラテ男」のショックナーを演じるロバート・テシアはアメリカ先住民の血を引く元海兵隊員で、朝鮮戦争で数々の勲章に輝く本物のタフガイ。空手とテコンドーの有段者でハル・ニーダムの仲間のスタントマン。
 しかし、こいつら、ケンカは強いがフットボールは素人。相手をぶちのめしてくれても、クォーターバックのパスをキャッチできるレシーバーがいない。
「これじゃ勝てないな」
 ネイト・スカボローが言う。彼は元N.Y.ジャイアンツの選手だった囚人で、コーチをしてくれることになったのだ。
「勝つだって? 俺は無事に試合が終わることしか望んでいないぜ」
 そう言うクルーにネイトは、
「これはただのフットボールじゃないんだ」と語り始める。
「所長は自分の権力を誇示しようとしている。恐怖と暴力の哲学だ。囚人たちにわずかな時間の自由を与えて、ひと時だけ本物の男に戻し、また叩き潰すつもりだ」
「ネイト、試合に勝つつもりなら、所長と同じくらい狂ってるぞ」
「たぶんな。でも、クルー、お前も14年間ムショにいればわかるさ。奴らは俺たちの持っているものを何もかも奪っていく。でも、奴らが潰せないものは2つだけある。2つのキンタマだ」
 英語でBallsはキンタマと根性を意味する。女性であってもShe has ballsといえば「彼女は不屈の魂がある」という意味になる。
「刑期を終えてシャバに出るとき、お前にはそれしか残されてない」
 逆に言えば、根性を潰されたら、何も残ってないってことだ。これは刑務所だけの話じゃない。いちど心を折られてしまったら、それを取り戻すことは殺人犯が天国に行くくらい難しい。それはクルーが何よりも知っているじゃないか。
 ちなみにこのキンタマ云々のセリフはネイトを演じる俳優マイケル・コンラッドのアドリブで、それまで彼を嫌っていたアルドリッチ監督は、このシーンを撮った後、その日いちばん素晴らしかった俳優に与えるキャンディをコンラッドに授けた。彼は男涙を流したという。
 勝つためにはフットボール経験者が必要だ。黒人の囚人たちには15人の経験者がいるが、仁義を何よりも重んじる彼らは八百長で仲間を裏切ったクルーを絶対に信じない。クルーと労働で鎖に繋がれたグラニー以外は。
 看守たちはグラニーにアメフトを辞めさせるために彼を侮辱する。黙って屈辱に耐えるグラニー。看守のイジメは逆効果だった。看守に怒った黒人の囚人たちはこぞってクルーのチームに参加したのだ。
 特訓が始まる。一生の間、誰の言うことも聞かなかった囚人たちが、こういうときだけ異常に真剣に勉強するのがおかしい。
 その間、世話役は「ビタミンからステロイドまで」必要なものを何でも調達した。レーズンから作った酒をクルーにふるまって、また同じ質問。
「なぜ八百長したんだ?」
「……俺にはフットボールなんてどうでもよかった。俺の親父は盲目で、俺は家族を食わせるためなら何でもやった」
 NFLには実際に盲目の両親を持つジム・プランケットという選手がいた。
 クルーは自分のためにフットボールをしたことがなかった。父親を失った今では自分の人生の目的も見えなかった。
 そんな空っぽな心を打ち明けられた世話役は、マネージャーの座をほしがった放火魔によって生きたまま焼き殺されてしまう。彼の葬儀で囚人たちは泣いている。黒人も凶悪な殺人犯も。世話役の犠牲によってチームの心はひとつになった。
 試合当日。看守の家族や近所の住人も試合を観に集まった。
「世話役からの置き土産だ」
 クルーは囚人たちに黒いユニフォームを配る。世話役が看守チームから盗み出したものだ。背中には「ミーン・マシン」とチーム名が。MEANには「意地悪」の他にスポーツなどの勝負が「巧い」という意味もある。
 試合開始。敵はやっぱり強かった。だが前半では13対15の2点差に追いついた。
「どういうつもりだ」所長はクルーに激怒する。
「いい試合がほしいと言ったのは所長です」
「勝てと言った覚えはない」
「負けろと言われた覚えもありません」
 すると所長は21点差で負けなければ、クルーを世話役殺しの犯人にデッチ上げると言いだした。殺人だとヘタをすると死ぬまでムショ暮らしだ。
「君なら負けてくれるな。前にもやったからな」
 前以上に断れない。今度は金じゃなくて、一生が引き換えになるのだ。
「所長、あんたがチームにいたらぶちのめしてやるのに!」
「年だからな」
「年は関係ない。度胸の問題だ」
 卑怯な所長はナウアーにクルーと取引したことを告げる。
「自力で勝てるのに!」侮辱された顔のナウアーに所長は命令する。
「囚人どもを人間としての限界まで痛めつけるんだ。奴らにわからせてやれ。権力というものを。誰が支配者なのかを」
 その言葉を聞いて、いつも腰巾着のように所長のそばにいる秘書もさすがに眉をひそめる。
 後半開始。クルーはわざと失敗を繰り返し、点数はみるみる広がる。
 足を引きずってベンチに退いたクルーにチーム仲間から「敵のユニフォームを着ろ」「やっぱり俺たちを売ったんだな」「所長とどんな取引しやがった」と罵声が浴びせられる。クルーは一言も返せない。
 22点差になると、看守たちはラフプレーで囚人たちを次々に血祭りに上げていった。
「クルー、あんたには騙されたよ」
 そう言ってグラニーが果敢に敵に突っ込んで鎖骨を踏み折られた。担架で運ばれながらグラニーがクルーに吐き捨てるように言う。「これで満足かい?」
「親父さん、所長をぶん殴って、後悔してないか?」クルーが重々しく口を開いた。「30年間ムショ暮らしの価値があったか?」
 何の迷いもなく親父さんは答えた。「あったさ。わしにはな」
 それを聞いてクルーはフィールドに飛び出した。もちろん仲間は誰も守ってくれない。敵の直撃を食らって吹っ飛ぶクルー。それでも何度も突撃する。自分を守るために仲間を売った男が信用を取り戻すには、自分を捨てて見せるしかないのだ。
 ネイトにはそれがわかった。クルーをぴったりガードし、パスを受けてタッチダウンした。しかし得点直後に巨体の看守ボグダンスキが後ろからネイトの膝にぶちかました。関節が砕ける音がサイドラインまで響いた。しかし病院に運ばれるネイトはさわやかな笑顔。「最高だぜ! ひさびさのタッチダウンだ!」
 そうだ、自分の身よりも大事なものがあるんだ。
「ボグダンスキを倒すぞ」
 クルーはボールをパスせずにボグダンスキの股間に叩きつけた。2回連続でこれをやられた巨艦ボグダンスキは轟沈。ネイトが言ったように、これはキンタマの潰し合いなのだ。
 ついにミーン・マシンは5点差まで追い上げた。一般の観客も熱狂して囚人たちを応援する。
「ミーン・マシン! ミーン・マシン!」
 タッチダウン1回で逆転だ。しかし残り時間はわずか40秒。最後の1ヤードがどうしても突破できない。
 最後のトライ。残り7秒。最後のハドル。
「勝とうが負けようが最高のショーだった。この最後のトライを、グラニーのために。ネイトのために。そして世話役のために。やるぜ!」
 レイノルズによると、そのハドルは実際に撮影の最後に行われたという。「だからとてもリアルだ。最後のシーンの撮影のために俺たちはずっと戦ってきたんだ」
 ボールを受け取ったクルーはまず右に走る。超高速カメラがラスト7秒を超スローモーションで捉える。いったんクルーは左に切り返す。彼に並走してガードする65番の選手はレイノルズの実弟だという。65番が足元に伏せる。レイノルズはその背中を踏み台にしてジャンプ! 看守たちの頭上を越えてタッチダウン!
 所内放送で試合を聴いていた囚人たちは暴動のように狂喜乱舞。所長は予期せぬ敗北に言葉を失って立ち尽くす。
「これが『歴史』ですか」
 秘書が初めて冷ややかにそう言って去って行った。ナウアーもまた「所長の権力理論はどうなりました?」と皮肉る。ナウアーは所長がクルーを脅迫したことを知っている。だからクルーがそれを蹴散らしたことも知っている。ナウアーにはクルーへの尊敬が芽生え、所長を軽蔑しきっている。
 悔しさに身を震わせた所長は突然「クルーが脱走する!」と叫んだ。
 ナウアーが見ると、クルーは観客席のほうに歩いて行くではないか。
「客に紛れて脱走するつもりだ! 撃て!」
 所長はナウアーにカービン銃を持たせる。でもナウアーは銃を構えたまま引き金が引けない。
「クルー! 戻れ!」
「どうした! さっさと射殺しろ!」
 あんなに立派に戦った男をどうして殺せるのか。
「クルー! 戻ってくれ!」
 最初のシナリオではクルーは射殺される結末だった。しかし現場で変更された。
 ナウアーは銃を降ろした。クルーはボールを拾うと笑顔で戻って来た。
「ウィニング・ボールを取りに行っただけですよ」
 清々しく笑うナウアー。演じるエド・ローターはこの映画のいちばんのもうけ役だ。
 クルーは刑務所で人生を終えるかもしれない。しかし、もし所長に従っていたら、釈放と引き換えに、仲間の信頼と自分の尊厳を失っていただろう。2度もそれをやったら彼は死んだも同然だ。一生の刑務所暮らしの代わりに彼は人として復活したのだ。
『ロンゲスト・ヤード』はアメフトを知らない世界中で大ヒットした。ラディが言うように、この映画の本質はアメフトでも刑務所でもないからだ。
 金や地位や生活や自分の命のために、心のキンタマだけは潰させるな。男も女も。

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