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“映人仲間” 番外編『ココを観て!』第四回

映画『初めての女』の主だったスタッフ・キャストが、作品の観て欲しいポイントを紹介! 映画の観方で新たな可能性が広がるかもしれません。


瀧井孝作が姪に贈った実際の着物
鶴昇のラストシーンで使用


衣裳・和仁智美さんのココを観て!

この映画に関わることになり、最初は単に着付けの手伝いをするだけだと思っていました。

しかし、実際に取り組んでみると、全てゼロからのスタートであることがわかりました。

映画の時代背景や役柄に合った衣装を揃えるのはとても大変でしたが、何よりも高山市民の温かい支援と協力があったからこそ成し遂げられたのです。


タンスの中で長い間眠っていた着物たち

タンスの中で長い間眠っていた着物たちが、この映画を通じて新たな息を吹き込まれました。

亡くなったおばあちゃんの大切な着物、お父さんの形見、まだ一度も袖を通していない娘の思い出の着物など、一つ一つに特別な物語があります。

それらを映画制作に役立ててほしいという高山市民の皆さんの温かい気持ちが込められています。

洋食屋の女中・玉が着ていた着物
彼女の雰囲気に合わせた色合い


真心が詰まった着物たち

市民の皆さんの真心が詰まった着物たちが集まり、その温かさが映画にも伝わっています。

そんな皆さんの想いが溢れる映像になったことを心より幸せを感じています。

多くの方に観ていただけることを願います。

孝作が新調した着物
劇中では履物も変わっている



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